アンダー・プロトコル 政財暴一体で600億円稼いだ男の錬金哲学

著者名：猫組長【著】

徳間書店（2018/03発売）

• ISBN：9784198645625

内容説明

「私の専門はファイナンス。つまり金（マネー）のプロである」――金融や資金調達と訳される「ファイナンス」だが、株、不動産の投資や、資金移動など横断的に行えるスキルを持つ著者は、高校時代から投資を始め、大学を中退後、専門職になる。バブル崩壊で莫大な借金を背負うことになり、裏社会への返済に差し出した投資材こそ「自分」。仮想通貨バブルと、株式市場乱高下の世界にあって、闇の世界を生き抜いた錬金哲学が「真の富」への道を指南する！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[緋莢]

図書館本。猫組長初の単著（これまでの対談相手、渡邊哲也が協力監修と解説をしています）。猫組長のこれまでの 経歴は、後に刊行された本で既に読んでいることも多かったですが（バブル崩壊後、五代目山口組の直参のところで働くことになった際に、インサイダー情報がなければ株は買わない、しかも最後はそこに責任を取らすと笑って言われた際に、今まで自分がしてきた事がひっくり返された気分だ、となるのも納得です）＜「資金調達」とは単に金を集めることではなく、いかに返さなくても大丈夫な金を集めるかということである。＞（続く

2024/10/13

[gokuri]

山口組の金融社会で株、石油で投資利益を得てきた著者の実録。闇社会のマネーの話を読んでみたいという好奇心を少し満たしてくれた。まだ書けないことが多いのだろうか、もう少し、当時の背景は人物が描かれていると、読み物としてひきこまれていったのかなぁ、やや残念。

2018/03/29

[Ukyoaki]

ダークサイドの世界が覗けて面白い．

2024/04/11

[puapua]

予想以上に面白かった。ヤクザな世界の話なのかと思って読んだが、期待を大いに裏切ってくれた。著者の経験をもとに、現在の金融・世界経済がどのようなルールで動いているかが描かれており、非常にリアルなものを感じた。著者が原油取引等を通じて知った「ドルの強さ」などには教科書にはない説得力がある。また、数々の失敗談を包み隠さず話せるあたり、この人は本物だなと思う。

2018/03/24

[abs862618]

面白かった。本当は書けないことも沢山あるんだろうけど、ド素人の自分には本書の内容だけでも充分刺激的に感じた。

2019/04/07