内容説明
会社法改正をふまえて全面改定!
多重代表訴訟や監査等委員会設置会社制度など、会社法改正で登場する新しい仕組み・制度に対応。「コーポレートガバナンス・コード」「スチュワードシップ・コード」の概要についても触れ、内容を全面的にアップデートしました。
社外取締役も必見、「判断ミス」から身を守る!
取締役の責任はますます重くなり、それは社外取締役も例外ではありません。本書では、どんな状況でも適正な判断を下すための「経営判断の原則」(ビジネス・ジャッジメント・ルール)を紹介。「株主主権の視点」を欠かさないこと、コーポレート・ガバナンスを徹底させることがなぜ大切なのかを明らかにしています。
ケースも豊富、人気弁護士による決定版
著者は、企業法務や危機管理の分野で高い評価を得ている人気弁護士。中でも本書は20年にわたって読み継がれている定番です。実際のケースを豊富に取り上げながら具体的に解説。専門用語をわかりやすい用語に「翻訳」しながら、やさしく説明します。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
g.t
4
取締役の職務、および株式会社の形態についての一冊。これまで会社法の観点からまとめた書籍は読んだことがあったが、本書は少し異なり着任する取締役側の視点から書かれており、当事者になる人の基礎的理解に活用できると思う。2022/09/11
なの
4
読むのに時間はかかったけど、自分にとっては法律からのアプローチはとっつきやすい。内容はよく理解できてないところが多いけど、何をして、何に気をつけなければならないかのとっかかりにはなる。 今後、この本の内容を基礎として、役割・責任を果たすことで、自らの成長につなげていかないといけない。気合いが空回りしないようにしないと。2019/03/04
m
2
仕事のために読了。取締役でこの本の内容を理解できる人はどのくらいいるのだろう。2017/10/16
okame
2
図書館本。取締役と従業員の違い、取締役の義務や責任、株式会社基本の3つのタイプなどがわかりやすく説明されています。従業員の立場でも読んでみると面白かった。以下メモ。取締役と従業員の違いは、委任契約か労働契約と契約自体が変わってくる。それに伴い、身分保障の有無、対価に対する保護の差、会社に対する責任もちがう。株式会社には決定、執行、監督、監査の4つの機能が必要であり、取締役は最低限、決定と監督の機能を担う。2015/08/13
lovelymarin
0
詰め込みすぎな感じがしてよく理解できなかった。2017/07/21