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内容説明
認知と購買が結びつく架け橋は、不思議な「からくり」で出来ていた?!ヒトがモノを買う仕組みは実は、あやふやである。テレビや雑誌のCMは本当にその効果があるのだろうか?本書はホイチョイプロダクションズのブレーンである著者がCM界の“パンドラの箱”を開けてしまう1冊です。硬いビジネス本の要素とエンターテイメント性を併せ持つ、ライトビジネス本最新刊。「日経エンタテインメント」や「テレビ・ステーション」などでも紹介。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
朝日堂
21
CM広告業界における実態を暴いた本。1984年にエリマキトカゲのCMが一大ブームとなり、様々な分野で取り上げられたが、何のCMであったかは多くの人が知らない。一方、のり平でおなじみの桃屋の「ごはんですよ」や、和服姿の吉永小百合をイメージキャラクターとしたSHARPの「アクオス」などは、CMから商品が容易に想像がつく。これらはいずれも放送当初からフォーマットを変えていない。変えないことが良いというわけではないがCMのためのCMになっている傾向について平易に書かれている。また消費者の行動心理にも言及している。2013/07/06
Yuichiro Komiya
14
購買意欲に関する本。なんらかの理由でその商品が実際よりも魅力的に見える魔法のヴェールの話はなるほどと思った。2017/04/22
がっち
7
マーケティングの本というかは、心理学雑学というべきか。何故この本を手にしたのかという題名だが、結論としては、直観で、たまたまそして自分が商品を選んだのではなく選ばされたということだけである。しかし中身は結構面白い話題がたくさんある。買いモノの視点が変わるかもしれない。B2011/02/02
ワダマコト
5
実は、人がものを買うときのメカニズムというのはあまり明らかになっていない。たいてい世間で言われるようなものは、あとづけの理由だ。人々がものを買ってしまう、そのワケを本書では「神の見えざる手」という。文字通り私たちには見えない。そして、不可視なものを、少しでも見えるようにしようと、解明を試みる。2013/08/06
LOVE弁慶
3
日ごろの消費行動の「あるある」を言語化したもの。その根拠理論やデータが少なく明らかに間違った引用もあり、各タイトルの問いへの回答もしっくりこないんだけど軽く読めるのでまぁいいかと。軽いエッセイと思えば楽しい。2012/08/12