内容説明
「咎持ち」――それは詐欺師、呪術師、そして殺人鬼など、罪科を犯す才能の保有者を指す。近頃、王都ラシュールでは連続殺人事件が起きており、犯人はその咎持ちである可能性が高いと噂になっていた。一方、ギルド職員のリカリアーナがライに対して冷たい態度をとり、どこか元気がない。さらにそんな矢先、ロロナが行方不明になってしまった！ 助けに向かった先でライが目にしたのは――!? 世界の宿命に抗う、落ちこぼれ英雄ファンタジー、第２弾！
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しぇん
14
再読。WEB版と構成変えたのに続きが出なかったのが残念でしょうがないです。ここまでだと戦闘系の超越者との戦いも発生してないですしね2023/08/12
しぇん
9
とりあえず打切りは決定していないようで良かったです。個人的に本当に続きでるか疑心暗鬼状態ですが。web版では過去エピソードだったヒロインリカさんのエピソードを現在のエピソードに再構築された形式での今巻。リカさんの悲惨な過去と主人公に色んな意味で救われる所と見所が多くて満足でした。こんな救われ方すると惚れても仕方ないですよね？と。物理的な救いより父親からも母親からも、友達からもかけて貰えなかった言葉をかけて貰えたのが一番の救いだったのだと思いますが。続きも楽しみにしてますので、ちゃんと出ますように2018/02/26
真白優樹
7
王都で連続殺人事件が起きる中、ライがリカの背負う問題と事件の犯人に立ち向かう今巻。―――例え烙印を背負っていても、その願いは止まらない。咎持ちと呼ばれるこの世界の不穏因子、ある意味でのステータスの犠牲者。そんな存在と邂逅したライが、沈むリカを救うべく必死に駆ける今巻。世界の歪みは変わらず、更に深さを増し闇が溢れ出す。そんな中、ライの純粋さが温かな魅力を持っている巻であり、真っ直ぐな彼の輝きに魅了される。誰もが思惑を持つ中、敵として立つ聖女。果たして次なる戦いの行方とは。 次巻も早く読みたいものである。2018/03/04
niz001
3
前巻ラストでキナ臭くなったままで重たい話。表紙通りリカさん巻、いやリカさん主人公巻か。2018/03/04
ぷるるー
0
面白かったんだけども、若干俺たちの冒険はまだまだこれからだエンド雰囲気ある。次出てほしいんだけど、どうなんやか。2018/03/01
