内容説明
※この商品は固定レイアウトで作成されており、タブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
近年、複数のサーバー構築やクラウド環境の設定変更を統一的に制御できる構成管理ツー
ルとして、Ansibleが注目を浴びています。本書は、オープンソースの構成管理ツ
ールの一つであるAnsibleの基本的な使い方から、アプリケーションデプロイメン
トの自動化や、クラウドAPIとの連携などの応用的な使い方をまとめた実践ガイドです
。
これからAnsibleを利用し、システム構築の自動化を始めてみたいとい
うエントリーユーザーから、既存の運用プロセスからの自動化を図りたいという実務向け
のユーザーまで幅広く活用していただける内容です。特にシステムを開発、運用するエン
ジニア同士がコードを共有し、継続的デリバリーへと組織のプロセスを展開していくうえ
で必要な、Ansibleの知識を豊富に取り上げています。Ansibleの特徴を理
解していただいたうえで、ビジネス要求に対する開発スピードの向上や、変更要求に対す
る運用の柔軟性を身に付けていただくことを目的としています。
Ansible 2.4/CentOS 7.4対応
目次
表紙
商標について
はじめに
本書のターゲット/本書の構成
本書の表記
本書で使用した実行環境
本書で使用するコード
第 1 章 Ansible の概要
1-1 Ansible を取り巻く環境/1-1-1 ビジネスアジリティの追求
1-1-2 Infrastructure as Code
1-2 Ansible とは
1-2-1 Ansible の特徴
1-2-2 Ansible を利用する際の注意点
1-2-3 他の構成管理ツールとの比較
1-2-4 Ansible のユースケース
1-3 まとめ
第 2 章 Ansible の基礎
2-1 Ansible のアーキテクチャ/2-1-1 Ansible の基本動作
2-1-2 Ansible の内部コンポーネント
2-2 Ansible のインストール
2-2-1 インストールの準備
2-2-2 インストールの実施
2-3 Ansible の動作確認/2-3-1 事前準備
2-3-2 コマンドを実行してみる
2-4 まとめ
第 3 章 プレイブックとインベントリ
3-1 インベントリの基礎/3-1-1 ホストのグループ化
3-1-2 ホスト変数とグループ変数
3-1-3 インベントリ変数のファイル分割
3-2 プレイブックの基礎/3-2-1 YAML の基本
3-2-2 プレイブックの構造
3-2-3 変数
3-2-4 特殊なディレクティブ
3-2-5 タスクのグループ化
3-3 プレイブックの応用/3-3-1 ロールの概要
3-3-2 プレイブックの活用
3-4 まとめ
第 4 章 アプリケーションデプロイメント- Orchestration
4-1 WordPress のデプロイメント/4-1-1 基本構成
4-1-2 OS の基本設定
4-1-3 データベースの構築
4-1-4 ロードバランサの構築
4-1-5 実行環境の構築
4-1-6 WordPress のデプロイ
4-1-7 接続確認
4-2 WordPress のメンテナンス/4-2-1 スケールアウト
4-2-2 ローリングアップデート
4-3 まとめ
第 5 章 システムの構成管理
5-1 Linux の構成管理
5-1-1 基本構成
5-1-2 ロケール管理
5-1-3 パッケージ管理
5-1-4 ユーザー管理
5-1-5 ネットワーク管理
5-1-6 リゾルバ管理
5-1-7 時刻管理
5-1-8 タスクの実行と確認
5-2 Windows の構成管理/5-2-1 WinRM の構成概要
5-2-2 Windows 管理の事前準備
5-2-3 Windows 管理の実装
5-2-4 タスクの実行と確認
5-3 まとめ
第 6 章 ブートストラッピング- Bootstrapping
6-1 クラウド API の利用
6-1-1 ダイナミックインベントリ
6-2 Docker の連携/6-2-1 Docker 環境における Ansible の利用
6-2-2 Docker 環境の事前準備
6-2-3 コンテナのプロビジョニング
6-2-4 コンテナの構成管理
6-3 OpenStack の連携/6-3-1 OpenStack 環境における Ansible の利用
6-3-2 OpenStack 環境の事前準備
6-3-3 クラウドリソースのプロビジョニング
6-3-4 仮想マシンの構成管理
6-4 まとめ
第 7 章 Infrastructure as Code の実践
7-1 Ansible の徹底活用/7-1-1 プレイブックのベストプラクティス
7-1-2 パフォーマンスチューニング
7-1-3 トラブルシューティング
7-1-4 暗号化
7-2 大規模環境でのAnsible の活用
7-2-1 AWX Project
7-2-2 AWX のインストール
7-2-3 AWX で使用される用語
7-2-4 AWX の利用
7-3 継続的インテグレーションの実施/7-3-1 コーディング規約の共有
7-3-2 バージョン管理の実施
7-3-3 CI ツールとの連携
7-4 まとめ
終わりに
索引
索引
奥付
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
y
nishipy
akasagix