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内容説明
話題の百合ラップ・コミック、遂に発売!
青春は孤独だ。でも、わたしには“言葉”があるから。
ネガティブでひっこみ思案、思ったことが口に出せない主人公・高辻皐月(たかつじさつき)はなんとなく噛み合わない毎日を過ごしてきた。
しかし女子高入学式当日、同じく新入生のレンとアンズが披露したラップと出会ったことで、高校生活が少しずつ輝き出す。
「ねえ、わたしたち、崖っぷちに立つ誰かを救えるのかな?」
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かっぱ
34
ラップバトルにかける女子高生達の青春。ラップってこんなに韻を踏んでるんだ。一時期はドラゴンアッシュとかよく聴いてたけど思っている以上に韻を踏んでる可能性も。5人それぞれの個性がラップにも現れている。根暗でぼっちで本ばかり読んでるけど同級生との会話では言葉が上手く出ない皐月がラップと出会い、友情(これが百合なのか不明)を育みながら成長していく。コマ割りが独特で最初、右から左に読んでいて「あれ?」となった(普通に4コマ漫画の要領でよかったのに)。2018/05/06
トラシショウ。
24
読み友さんの感想から。内気で人と話すのが苦手な皐月が入学した高校で出会ったのは、ラップバトル部を立ち上げた杏と蓮の互いをディスりあう圧倒的なパフォーマンス。母音を揃えて韻(ライム)を踏み、流れる様な言葉で言いたい事を主張する二人の姿に魅せられた皐月、トランスジェンダーな美少女の空木、孤独を愛する詩人の楓も加わり、ラップバトル部の騒がしくも楽しい、そして皐月の自己主張への日々が始まる。凄く面白い。ライミングを単なる言葉の羅列ではなく、コミュニケーションツールとしてドラマに組み込んだ秀作(以下コメ欄に余談)。2018/03/10
星野流人
8
DJがやってることがようやく分かったラップ初心者……。2018/11/05
十二月の雀
7
「私がいる証、詩の中に探し…」このライムだけで、読んでよかったと思いました。2018/07/31
HK
7
女子高生がMCバトルをする青春モノ。「流行りものを女子高生に」という安易さを想像させる設定だが、まったくそんなことはなくラップを「伝えること」のツールとした成長物語になっていてオリジナリティが高い。ラッパーの般若とR指定が監修しているだけあり、ライム(韻)は踏みまくるのもポイント高い。2018/03/05