ペコロスの母の忘れもの

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ペコロスの母の忘れもの

  • 著者名:岡野雄一【著者】
  • 価格 ¥1,300(本体¥1,182)
  • 朝日新聞出版(2018/02発売)
  • ポイント 11pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784023316546

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内容説明

大好評を博した『ペコロスの母に会いに行く』『ペコロスの母の玉手箱』『ペコロスの母の贈り物』に続く、第4弾となるエッセイ漫画。ほのぼのした画風で、亡くなった母のつぶやきが切なく心に響くハートウォームストーリー。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

いつでも母さん

175
「生きとかんばぞォ」涙が次々と頬を伝いながら読了した。今、私は優しい娘ではない・・自覚してるから厄介だ。母が一気にいろんな事を忘れて仕舞った方がお互いの為なのかなぁ。そうしたら私は優しい娘になれるのだろうか。せめて息子にそんな思いを抱かせずに逝きたいものだ。そんなことを思ったよ。ペコロスさんシリーズは切ないなぁ・・2018/02/14

厩戸皇子そっくりおじさん・寺

63
岡野雄一『ペコロスの母』シリーズだが、これはみつえばあちゃん没後のもの。没後だからこそ追憶の情はつのるものかも知れない。この著者の本全般に言える事だが、表紙が一番単純な絵である。中身を見ると表紙から受ける印象以上に絵が上手く、表現も見事である。老人や介護の話題が苦手な人も、この著者の漫画だけは読んでみてほしい。ユーモアの中から立ち上がる幻想と昭和の長崎の幻影。霊感のある少年が被爆者の姿をたびたび見て、その能力を厭がって泣くシーン。彼を励ます孤児(原爆で家族を失う)。切なさを摘んでなお生を肯定する著者。2018/07/21

ひ  ほ

35
ペコロスの父と母に対する愛に溢れたエッセイ。いつまでも親に対する思慕のかれることのないことが全編を通して感じられました。2018/04/01

にゃんた

25
岡野さんの3冊目。今回もまた記憶の中で生きる亡くなった母の父の姿、母の記憶の中で生き返る縁ある人たち。いつものようにあたたかいものにたくさんふれさせてもらった。途中挟まれるエッセイがよかった。2018/02/18

かおりんご

24
コミックエッセイ。『生きとかんば』という言葉にこめられた、みつえおばあちゃんの強い思いをを感じた。戦前、戦中、戦後を生き抜いてきた人だからこそ、この言葉の重みも増すのだと思う。内容はこれまで読んだものとあまり変わらないけれど、自分を振り返るいい機会になった。2018/08/09

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