とびばこバーン

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とびばこバーン

  • 著者名:升井純子【作】/おくはらゆめ【絵】
  • 価格 ¥1,100(本体¥1,000)
  • 講談社(2018/03発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 300pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784061957602

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内容説明

小学校3年生の野花(のか)は、とびばこが苦手。今日も体育の授業があるので朝からとてもゆううつです。学校に行く途中、公園を歩いていると、教育実習で来ているみちる先生とぶつかった。体育の授業をなんとか終え、学校からの帰り道、公園のシロツメクサで首飾りを作っていると、またみちる先生に会った。とびばこが跳べない野花と、授業がうまくできないみちる先生の交情を、さわやかに描いた小学中級以上向けのものがたりです

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

tokotoko

43
野花ちゃんは、今日、2時間目がイヤで、朝から道草をしています。原因はとびばこ。けれど、今はシロツメグサの飾りを作るのに夢中になりかけてる・・・その時!突然野花ちゃんをまたいでいく長ーい足が!!その人の名はみちる先生。野花ちゃんのクラスの教育実習生です。。。この本の作者は、話し言葉がとても自然体です。(北海道弁もちょっぴり入ってます)だから、登場人物がすぐ近くに感じます。泣いたり笑ったり、がんばったり、のんびりしたり!大人も子どもも、とっても生き生きしてました。2015/07/08

ゆか

34
よかったです。私も運動ができない子供だったので、のかちゃんの気持ちがすごくわかりました。みちる先生の迷い、今の年齢の私なら、不安だったネと共感してあげられるけど、それを子供に言っちゃうのは、幼いかも。でも、のかちゃんもちゃんと受けとめて、先生のためにとびばこを飛べるようになりたいとおもってよかった。二人の間に上手く相乗効果が生まれたんだと思う。のかちゃんばっかりずるいなともしかしたら、みちる先生にみてほしかったほかの子供もいたかもしれません。2015/07/01

anne@灯れ松明の火

26
遠い方の新刊棚で。おくはらゆめさん追っかけ中。升井さん初読み。跳び箱が跳べない野花と体育が専門の教育実習生みちる先生のお話。私も跳べない子だったので、野花の気持ちがよくわかる。教育実習もやったから、みちるの気持ちもよくわかる。もちろん、共通点がない人が読んでも、丁寧な心理描写なので、伝わってくると思う。脇役で、いいなと思ったのは、野花の父。さりげない優しさでほっこり。表紙の野花、かわいい♪ シロツメクサの冠づくり、懐かしいな。2015/11/09

shiho♪

16
電子図書館。とびばこができない3年生の野花(のか)ちゃんと授業が苦手な教育実習のみちる先生との交流を描いた作品。 私もとびばこが苦手で、体育の授業がどうにか潰れないかなと念力していたほど😅だったので、野花ちゃんの気持ちがよく分かるなぁ。 さらにその気持ちに寄り添うのが教育実習の先生ってのもジワる。折角打ち解けてきたのにお別れを迎える悲しさ…。小学生あるあるな良いストーリーでした。中学年から。2023/04/07

あおい

15
とびばこが苦手な小3の野花と元気いっぱいだけどちょっと空回り気味の教育実習生のみちる先生の交流。一生懸命だけどなかなかいい結果が出なかった二人が殻を破ったとこはジーンとしました。2015/11/28

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