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内容説明
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キタナイ! クサイ! クサイ!
なぜ汚れが発生するのか、そして、どのように落とせるのか、防げるのか
本書は汚れの発生と消失を、化学的に解説する書である。
汚れにはさまざまな種類がある。たとえば、なにもしなくとも発生するホコリ汚れ、レンジまわりの油汚れ、シンクの水垢、浴室の黒カビや湯垢、トイレの黄ばみや尿石、そしてサビなどである。
そして各汚れに対して清掃効果を発揮する、さまざまな化学洗剤・化学物質が存在する。中性洗剤、アルカリ性洗剤、酸性洗剤、メラミンフォーム、アルカリ電解水、セスキ炭酸ソーダ水、クエン酸、防ぬめり剤・防カビ剤(次亜塩素系殺菌)、クレンザー(ケイ酸鉱物)などである。
本書では、これら作用の化学的メカニズムを解説、効率のよい汚れ落としと予防策を提案する、科学教養書である。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ふろんた2.0
17
汚れの落とし方について化学的観点から説明しているので、応用がききそう。木工用ボンドが錆び取りに有効だとは知らなかった。2018/05/29
羊山羊
14
お清掃の勉強のために読んだ。汚れと洗剤の関係を 前半で解説して、後半で具体的な活かし方を書いてくれる。前半は化学知識の学び直し+身近な事での化学の応用の勉強ができる。また、特に一番助かったのは、漂白剤の種別の表。漂白剤は種類がとても多い上に間違ったものを使うと漂白してはいけないものまで漂白してしまうのでその勉強にはとても参考になる。只、清掃の現場知識と要点のみを知りたい場合だと、美装屋さんの動画とかのが参考になるかな、といった感じの1冊。切実な実用性にはやや欠けると思う。 2024/03/24
ジュリ
8
汚れが落ちる仕組みを科学的に解説し、場所やもの別に汚れの落とし方を解説した本。漂白剤ってなんで色が白くなるのか疑問だったけれど、その謎が解決した。科学的にわかると面白い。2019/03/01
焦畑(コゲハタ
6
汚れに対する化学的な解説と、掃除する上での実用上の知識が両方盛り込まれていて大変ためになります。解説の内容も衣服の汚れから部屋やトイレの汚れ、食器、クルマ、家電、人体の汚れまで実に網羅的。 高校レベルの化学の知識があれば楽しめると思います2018/11/08
よだみな
6
これも汚れなのか、ここまで広範囲に解説するのかというラインナップ。腑に落ちる汚れの構造とその落とし方がよくわかる内容でした。しかし専門家に任せた方が無難である場合もあるということもよくわかります。インデックスつけて利用したいと思います。2018/06/24
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