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内容説明
【ページ数が多いビッグボリューム版！】依然、超常現象に翻弄される宇大郎。孤独を抱える月子。そして二人が出会うことを恐れる紀。不思議な波動によって導かれる恋の行方は…？ 純愛ファンタジー、いよいよ完結！
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あとも
6
くらもちふさこさん やはり好きだな。出会うべき運命ってあるんだと思う。2014/05/02
小鈴
5
これは少女漫画の典型なんだけど、不思議なストーリー構成だな。孤独な女の子が両思いになる話なんだけど、それを女の子＝月ちゃんを語り部とせず、つまり脇役としながら彼女が男の子＝うた君と出逢うまでのストーリー。もしくは月ちゃんを護ってたばあちゃんから、うた君にバトンタッチするストーリー。月ちゃん＝憑きちゃんで、彼女のウタ君への片思いが不思議現象を発生させている。月ちゃん、紀、ウタで「月のウタ（パルス）」と考えると紀の役割は明快だね。アルファ以降の作品をチェックしてなかったが、やっぱりくらもちふさこは凄かった。2009/01/14
ｈｉｒｏｍｕｒａ
3
断捨離前の再読。保存版にしてたことはある、くらもち作品は最高だ。2022/04/10
チューリップ
3
ウタと月子の運命の恋の物語なんだろうけど紀の失恋ものにも読める。女子のメイン描写は紀のが多いからやっぱりそっちに感情移入して読んだな。月子の気になっている人はウタだって分かっていながら自分で自分にとどめを刺すように紀の好きな人の写真を泣きながら月子に見せたり、本当は心から自分に笑っているわけではないと分かっていても笑ってくれたからって月子の情報をウタに教えてあげたりとにかく紀の行動がギュッと来るんだけどどれも好きだった。ウタと握手をして涙を流しているっぽい紀が凄く印象的なラストシーンだった。紀に幸あれ！2019/05/27
くり坊
3
やっぱり、せつないお話だった。2013/10/01
