角川文庫<br> お天気屋のお鈴さん

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紙書籍版価格 ¥616
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角川文庫
お天気屋のお鈴さん

  • 著者名:堀川アサコ【著者】
  • 価格 ¥616(本体¥560)
  • KADOKAWA(2018/02発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784041036822

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内容説明

杜の都、仙台にはかわいくてお天気屋な幽霊がいる。永遠の十七歳(なぜなら死んでいるから)お鈴さんである。江戸時代の幽霊だが、地下鉄も自在に乗りこなし神出鬼没。OLのカエデに取り憑き、奉公人扱いをするなど、やりたい放題。だが事件と聞けば放っておけず、首を突っ込むお人好しでもある。カエデたちを巻き込んでは、仙台の街を縦横無尽に駆け回る。はてさて今日の騒動は!? 読むと元気をもらえる、やさしい幽霊の物語。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぽろん

45
シリーズ2巻。前作、読んだ記憶はあるけど、内容はさっぱり思い出せない。それでも、2巻目も愉しく読了した。お鈴さんに取り憑かれてはいるものの、楽しそうなカエデが頼もしい。こんちゃんとどうぞ、お幸せに!2018/03/24

ありす

40
カエデとこんちゃんが婚約。新居を探したり両親の顔合わせをしたりと進めていく二人だけど、お鈴さんを始めとした幽霊たちに巻き込まれて危うく婚約破棄の危機!?そこは巻き込んだ責任かお鈴さんが立ち上がる。引越のシーンはちょっとしんみりしました。【お鈴さんシリーズ2作目】2020/05/18

yamatoshiuruhashi

39
幽霊話に日頃ありそうなホームドラマの題材をプラス。「女性は触ってやらねばならない」というセクハラ幽霊、そんな痴漢まがいの幽霊でも子孫の不幸は気になる。「ご先祖さまあっての自分」というセリフも出てくるがまさしく。自分の両親が二人、それぞれに両親いたから生まれたわけで、祖父母が4人。曽祖父母は8人。この時点で、顔を知らない人がいるのが申し訳なくなる。生身の人に会ったのは二人だけ。辿っていけば、サムライの時代に生きた人間にも繋がるというのは何か不思議だと、本書の内容とは関係ないが思ってしまう。2021/09/23

よっち

38
杜の都仙台を舞台に江戸時代の幽霊・お鈴さんがOLカエデを従えて、人に取り憑いて痴漢する幽霊を追いかけたり、カエデとこんちゃんの親が初めて顔合わせしたりするシリーズ第二弾。相変わらずお鈴さんが周囲を巻き込んでやりたい放題でそれにカエデが振り回される構図。二人のご両親との顔合わせで大騒動に発展した時には、流石ににやり過ぎなんじゃとも思いましたが、危機的状況を彼女なりのやり方でちゃんと挽回してみせるあたりが憎めないんですよね(苦笑)新居でもトラブル続出のカエデでしたけど、お鈴さんとの関係はまだまだ続きそうです。2018/03/19

りょうこ

36
シリーズ2作目。前回から続けて読んだので一気に読めた。あいかわらず出てくる地名は知っている所ばかり!逆に面白くなってきてる(笑)たまにこーゆーのも良いなぁ。堀川さん...仙台の描写が忠実なのだが?下調べでもしたかな?それとも縁があるのかな?その辺もきになる所。続編出たら読みます!2018/03/15

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