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内容説明
あまりにも悲惨、あまりにもみじめ……。医学が未発達な時代に、あの世界の偉人たちはどんな最期を遂げたのか?思わず同情したくなる、知られざる事実や驚きいっぱいの異色偉人伝!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
タナカ電子出版
42
この本は歴史的な偉人たちの死に方を集めた本です。死をテーマにしながらもとてもポップでキャッチー表紙に仕上がっています☺️🔪不謹慎ですがそこそこ面白いです🎵私が興味深かったのが元アメリカ大統領ワシントンの最後です。彼は喉頭蓋炎になり名医3人がかりで瀉血(血を抜く治療法)で血を抜かれてこの世を去りました。今では抗生物質ですぐに良くなりますが、その時は瀉血が一番良い治療法だと信じ込んでいました。今思えば野蛮な行為ですが、100年200年たてば今の人間も野蛮な存在だと揶揄されるんでしょうか⁉️🐵2019/06/30
苺畑序音
36
誰でも知ってる偉人たちが、こっちまで痛みを感じるくらいのあんまりな治療をされてます。医学の進歩に感謝です。2018/01/24
たまきら
34
いや、これはひどい!と唖然としたのはアインシュタイン。これ、犯罪じゃないの!?いやはや、以前読んだ本で巨人症だった男性が遺体を奪われないように懸命に努力したのに死後やはり遺体をあばかれ、今でも骨格が飾ってある・・・という話と似てます。せめて遺族にお金払おうよ~。2019/05/31
kei-zu
32
副題に「ツタンカーメンからアインシュタインまで」とある。死んだら「モノ」とはいえ、あまりに身も蓋もない扱われ方をされるのもひどいが、(当時は常識であったとはいえ)不適切な医療技術による「あんまりな」症状の悪化。コラム形式で記述される小ネタも楽しい。こんな本、大好きなのよ。2024/08/12
タルシル📖ヨムノスキー
32
世界に名高い偉人たちの功績や生涯はよく目や耳にするけれど、彼・彼女たちの晩年から死後の詳しい話を聞いたことはない。この本はツタンカーメン、コロンブス、ダーウィン、マリー・アントワネット、ナポレオン、ワシントンなど、19名の偉人たちの最後とその後が語られている。どの人も最後は医療行為とは言えないような処置をされていたり、死後に遺体がひどい扱いを受けていたり、とにかく驚きの連続でした。中でもアメリカ第20代大統領・ガーフィールドの話は酷すぎる!近い将来今の治療法も「残酷」とか言われるようになるのかもしれない。2023/09/28