内容説明
幕閣の最高職、老中──。なかでも首座となると、現在であれば総理大臣に匹敵すると言われ、政務の全統括を担う重職である。だが、若くしてその老中首座に抜擢された遠山備前守清流は権力を笠に着ず、例えば、大名から町人までが陳情にくる対客日を大切にするなど、庶民と直に触れ合うことが政の第一、を信条とする人情家であった。町を出歩くときのお供はもっぱら、腹心で徒目付の伊佐健吾と風吹蓮三郎。身分を超えた切なる声を耳にしながら、何か裏があると睨んだ折は、ときに密偵として探索を行い、ときに変装して巣窟に潜入する……。国と民の安泰のために悪を斬り、粉骨砕身の躍動を魅せる“人情老中”!その華やかな活躍を描く、待望の新シリーズ、開幕!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
マサキ@灯れ松明の火
9
うん(・・;)この泣き虫というよりも、涙もろいご老中‥「ドラマの暴れん坊な将軍様」と「お供を引き連れ世直し旅をなさるご老公」を足して2で割り、遠山の金さん要素を少しのさじ加減で含めたような方ですね。まんま助さんと格さんもいるし(笑)2018/12/08
kikimimi86
0
☆32017/01/04
ドロンジョ935
0
りりしいのに、最後には泣いちゃうかわいい老中。助さん格さん役の2人は通勤の帰り道で読むと、一気にリラックス。男前だし。2015/10/27
あき
0
涙もろいだけで、泣き虫に特に意味はない。TV時代劇の約束事を詰め込んで見ました、って感じ。特にあらは無いんだけど、ありきたりさが目に付く。2019/12/28
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