光文社新書<br> 患者の心がけ~早く治る人は何が違う?~

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光文社新書
患者の心がけ~早く治る人は何が違う?~

  • 著者名:酒向正春
  • 価格 ¥858(本体¥780)
  • 光文社(2018/02発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784334043353

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内容説明

同じ病気にかかったふたりの患者さんがいるとして、「それぞれの心がけ次第で、病気が治る、治らない、という運命の分かれ道はありますか?」と聞かれたら、私は「あります」と答えます――。医療の質、チーム医療、ホスピタリティ――多くの奇跡をもたらしてきた脳リハビリ医が語る医療の真髄と回復への近道。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

7
治療にあたっての患者の姿勢を論じた一冊。 著者はリハ医である為、回復期リハビリテーション病院の話がメインではあるが、高齢で重い疾患を患うと必ず在宅復帰の為に通る道であるのに関わらず日の当たらない回復期にスポットを当てたのは非常に意義があることだと思う。 本書を読んで、万が一の入院の心構えをするのが宜しい。病院について知ることも大事な「予防」といえる。 2018/12/29

デコ

6
例えば脳卒中になり障害が残った時、生活していくのは大変だ。脳神経外科医から脳リハビリテーション医に転向された著者は「脳画像を正確に分析して総合的に機能予後の判断を下せる医師はなかなかいません」と書いています。この正確な判断で「ここまで行ける」という具体的な目標を定め、「攻めのリハビリ」ができるそうです。又著者は退院後の患者さんが日々の生活の中でリハビリが出来るような社会を作る事をライフワークとされています。実施例の初台ヘルシーロードを歩いてみたいです。高齢化社会への心強い味方が感じられて良かった。 2018/03/31

もけうに

1
現代の医療システムについてよくわかり、ためになった。「患者の心がけ」というより、医療者の在り方を語る内容。医療従事者は大変だ、としみじみ再認識する。2020/10/23

you

1
タイトルとは随分異なる内容といった印象。患者の姿勢に向けたメッセージというより、著者と著者が関与する病院のポリシーとマネジメントがいかに優れているか、の解説文。患者目線ではあまり役には立たなかった。2019/05/07

okatake

1
脳外科医からリハビリテーション医へと転身し、現在「ねりま健育会病院長として、チーム医療と地域を基盤にこれからの高齢化社会を少しでも豊かにしいていくために奮闘されている著者。 キーワードは、「人間回復」、人間力の回復です。これこそ、リハビリテーションの語源でもあります 。 チームというと専門職同士ということになりがちですが、ご本人と家族を迎え入れたすべてで方向性を一致させていくこと。 医学は科学であることを第一として強調されてきましたが、これからは科学に加え、人間学であり、ホスピタリティが大切なのです。2018/06/20

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