内容説明
やりたいこと、夢……簡単にみんな口にするけど、肝心の私の夢っていったい何? 率直な疑問をみずからに向けた彼女の答えは「アメリカで女優になるんだ」。壮大な憧れを成就するため、大企業のOLを辞め、驚く家族を説得し、恋人を日本に残し、単身ハリウッドに乗りこんだ著者。しかし、そこで待ち受けていたのは、言葉の壁、孤独、摂食障害。障壁に挑み、ときに苦しみながらも「俳優」の仕事を獲得し、実現させていくまでを克明につづった感動の手記。
目次
序章 初めての決断
1 アメリカに渡って
2 『ナチュラル・ボーン・キラーズ』
3 摂食障害との闘い
4 本当の自分を探して
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
朱音
3
プロフィール写真を見てもたしかに美人である。だがそれだけで成功できるほど甘い世界では勿論ない。もともと演劇人だったとか芸能界のひとだったというわけでもない作者がある日突然アメリカへ渡ろうと決意し、また実行に移してしまったのはなぜか。語学、演技その他不安もあっただろうがその実行力と精神力には脱帽。きちんと自分のことを見つめて、あるいはそうなりたいと言う方向に進めてゆくことのできる人だと思う。途中の家族や友人達との関係の有り方は参考になると思う。2002/03/11
superpurin
1
頑張る姿に元気をもらいました。 アメリカンドリーム? 一昔前以上の話なのでいまとは状況が違うけど、持っている人ですね。 私も頑張ろうっと!! 2016/02/14
うたたね
1
凄いな。。。と思う。。。思うんですが、最後の辺りで、過食症になったり、スピリチュアルに向かったり、意外と人との縁を大事にしていなかったり。。。どのように生きても最終的に運がある人なんだと思いました。2015/03/22