中国人富裕層はなぜ「日本の老舗」が好きなのか――中国インバウンド54のヒント

個数:1
紙書籍版価格
¥1,650
  • 電子書籍
  • Reader
  • ポイントキャンペーン

中国人富裕層はなぜ「日本の老舗」が好きなのか――中国インバウンド54のヒント

  • 著者名:中島恵【著】
  • 価格 ¥1,650(本体¥1,500)
  • プレジデント社(2018/02発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 450pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784833422659

ファイル: /

内容説明

【内容紹介】
「中国インバウンド」を呼び込みたい人、
「爆買いの現在〈いま〉」を知りたい人、
「中国人富裕層マーケット」を取り込みたい人へ……

『「爆買い」後、彼らはどこへ向かうのか?』(2015年刊)で、モノ消費からコト消費への移行を予見した著者が、中国のトレンドを牽引する成熟した富裕層の等身大の姿を描く──。

見えてきたのは、《中国インバウンドを狙うためのヒント》だった!

「百度(バイドゥ)」「銀聯カード」「Ctrip(シートリップ)」「京東商城」「日本美食」など13社以上の中国系インバウンド企業への取材、中国のトレンドリーダーといえる複数の富裕層たちへの緻密なインタビューから紐解く、彼らが日本に惹かれる理由とは──?

【著者紹介】
中島 恵 (なかじま・けい)
1967年、山梨県生まれ。新聞記者を経て、フリージャーナリストに。
中国の経済や文化から、中国人の考え方や生き方にいたるまで、現地へ赴き、生の声を聞いて集める取材力に定評がある。近著に『なぜ中国人は財布を持たないのか』(日本経済新聞出版社)、中国のインバウンドに関する『「爆買い」後、彼らはどこに向かうのか?』(プレジデント社)、そのほか『なぜ中国人は日本のトイレの虜になるのか?』『中国人エリートは日本をめざす』(中央公論新社)などがある。

【目次より】
まえがき
プロローグ 「爆買い後」の今だからこそ、日本に惹かれる中国人
第1章 洗練された富裕層が心を揺さぶられるもの
第2章 中国系インバウンド企業は“黒船”ではない
第3章 ニーズはある。あとは彼らとどう繋がるか
第4章 「スマホがすべて」。中国人の劇的な変化からわかること
第5章 観光こそ日本の未来を明るくする“生命線”
エピローグ 洗練された富裕層を惹きつけるために必要なもの
あとがき

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ののまる

11
すっごい勉強になった!!「日本は相手が母国でどんな生活をしているのか想像しようとしない」。確かにそう。こっちの情報やイメージが貧困だということに気づかない、気づけない。すっかり中国も変わっているし、どんどん世界は変化しているというのに、いつまでも勝手に決めつけたイメージだけで相手をべた塗りしたらいけないね。2018/04/28

りょうみや

10
著者の中国本は全て読んできたので、本書はこれまでのものとほぼ重複している内容で個人的には目新しさはなかった。また文章に太字に赤波線を乱発している表現は眺めて気が散ってしょうがない。どこが大事かは読者が決めるもの。2018/05/22

templecity

6
中国人観光客は確実に増えている。リピーターが多い。ステレオタイプで中国人を考えてはいけない。富裕層はよく勉強をして日本を探求している。通販や民泊、ウーバー、貸自転車などシェアビジネスは中国が先を行っている。日本も規制緩和をしていかねばAI時代に取り残されてしまう。中国は兎に角人口が多い。日本の観光ビジネスを発展させるためには無視できない存在である。2018/06/21

Ken

1
中国人に対する画一的な見方では、インバウンドがうまくいくはずがないことがよくわかります。 中国人旅行者=爆買いというイメージは的外れ。 彼らのことをもっと知る努力が必要。 中国人のインバウンドを考えるなら、バイドゥーやウェイボーくらい知っておかないといけません。2019/04/02

39

1
自分にとっては、認識を再確認できた良書。 中国は最先端技術や学術・投資分野に於いて既に比較にならない桁で日本を凌駕しているのは自明だが、未だに多くの日本人には認識出来ていない点だ。 それに対し、今後日本に於いて成長が見込める産業はインバウンドの観光分野のみ。 現在の訪日客の25%が中国人。 ステレオタイプの中国人には悪い印象を持ちがちだが、恐らくこれは急速に改善されていく。事実、富裕層は教養豊かで振る舞いも非常に紳士的だ。 現状の問題点はポイントで解決していきつつ、うまく味方に付けて共栄に進みたい。2018/10/10

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/12661245
  • ご注意事項