小学館文庫<br> ワン・プラス・ワン~THE ONE PLUS ONE~

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小学館文庫
ワン・プラス・ワン~THE ONE PLUS ONE~

  • 著者名:ジョジョ・モイーズ【著】/最所篤子【訳】
  • 価格 ¥1,133(本体¥1,030)
  • 小学館(2018/02発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
  • ポイント 300pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784094064575

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内容説明

本当の家族って?メガヒット作家最新作!

 イギリス南部の海岸沿いの町に暮らすジェスは、清掃業とパブ勤めをかけもちしながら、10歳の娘タンジーと、別居中の夫の連れ子で16歳の息子ニッキーを育てる27歳のシングルマザー。生活は極貧、子供たちは時々いじめに遭っているけれど、持ち前のタフさとポジティブさで何とか日々を凌いでいた。ある日ジェスは、タンジーの学校の教師から、数学競技会の出場を薦められる。タンジーにはずば抜けた数学の才能があり、競技会の成績次第で奨学金が認められれば、一流校での教育が受けられるというのだ。期待に胸膨らませながらも、会場のスコットランドへの交通費すら捻出できず悩むジェス。一方その頃、ジェスが清掃サービスをする海辺の高級コテージでは、インサイダー取引容疑で逮捕の危機にさらされたIT長者のエドが人目を避け引きこもっていた。ひょんなことからジェスとエドが出会い、エドはこの凸凹家族と老犬一匹を連れ、車で英国縦断の旅をすることに……。
 本当の家族って?本当に大切なものって?メガヒット『ミー・ビフォア・ユー きみと選んだ明日』の著者が描く、ちょっぴり塩っぱくてハートフルなロードノベル!(2018年2月発表作品)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

papako

60
表紙とタイトルに惹かれて。ながかった!イギリスの家族再生のロードノベル。夫と別居中のジェスと子供二人、ワンコを乗せて、人生の岐路に立つエドが車でスコットランドまでひた走る。1人で子供を育て、お金の事ばかり考えているジェス、ファーストフードを買わない、悪いことをしない、正しくあれば『いつか必ずいいことがある』その信念がとてもいじらしい。もう山場?と思って半分。またドタバタがあってハッピーエンドへ。読みやすいけど、ながかった!面白かったけど。2018/06/25

nightbird

8
貧困家庭のシングルマザーが数学の天才児の娘と義理の息子のゴス少年と大型犬を連れて、たまたま知り合った汚職で失脚中のIT長者の車に乗って数学オリンピック出場のための自動車旅へ。ロードノベルにハズレなし。家族愛、不器用な恋、死、挫折、わんこ、どん底にいる人たちの再生の物語をユーモアたっぷりに語る。映画「リトル・ミス・サンシャイン」が好きな人はこれが好きだと思う。ちょっとうまくいきすぎな部分もあるけど、こんな状況にいる人たちはこのくらいうまくいってほしいからまあ良し。2018/06/07

DEE

7
二人の子を育てるシングルマザーのジェス。一人は前夫の血縁がない男の子で、もう一人は数学の天才の女の子。 その女の子が奨学金を得る為に出場することになった数学オリンピックへ向かうところから物語は大きく動き出す。 とにかくハプニングが起きまくるが、前作同様このドタバタが著者の魅力。 みんな必死にもがき、誤解したりされたしながらも自分に最適な居場所を見つけていく。 なかなかの分量だけどリズムよく読ませてくれ、勇気もちょっとだけ貰える作品。2019/04/07

ちはや

6
ダメでした。合わなかった。ミービフォアユーはよかったんだけどなぁ。2018/03/29

CHIPCATS4

3
700p近くもの分厚い著書。 車での長旅が背景となっているが、その長旅を体感させるような頁数。 ただのドタバタ家族の旅の話しではなく、過程では様々な感情をわき起こさせる。 生きていれば色々ある。 でも、その色々の中で迷惑を掛け合える人がいて、寄りかかれる人がいることが実は一番幸せなこと。 そういうものはお金じゃ買えないもんね。 2023/08/02

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