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内容説明
●強い現場は教科書の先を行っている!
アベノミクス第3の矢、成長戦略が問われていますが、日本企業に必要なのは、教科書に書いて
ある基本的なことを踏まえた上で、しかしその先を行く、意外性の経営です。それをやってきた企
業が、きちんとした発展を実現してきているのではないでしょうか。
本書は、「枯れた技術」を生かし切って利益を出し続けているキングジム、三つの「敢えて」でグロ
ーバルニッチトップをとる戦略を成功させた根本特殊化学、技術をベースにしたマーケティングの
担い手を育成している村田製作所、非常時に創意工夫を生み出し、共有できたJR東日本、ア
イシン精機をなど、様々な「常識」を超えた事例が満載。現場の技術者たちが中心となって、そ
れぞれの現場の苦労をベースに「教科書の先を行く」経営のあり方を考えた使える技術経営の
書です。
『日本の技術経営に異議あり』『技術経営の常識のウソ』『いまこそ出番 日本型技術経営』『不
常識の経営が日本を救う』などの既刊書にも技術経営を革新するヒントが満載です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アクサン
0
☆☆★★★2016/03/02
ken123
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Very good! 理科大のMOTによる共著。共著だからなのか、テーマが多岐にわたっていて飽きずに楽しめる。経営、マーケティング、技術活用、デザイン、現場力、コンセプト、組織統合。再読したい。「マーケットインのウソでは、学習する対象を『マーケット』だと勘違いをしている。顧客の心が学習対象なのに、マーケットで起きていることを学習対象にしてしまうから、様々な間違いが起きる。」「セレンディピティ=意外に見えることをいかに多く発現させるか、そして意外なことを観測したらそこから背後の論理を解析できるようにする」2015/08/10
Seiichi Takayama
0
今年4月に出たばかりの本。「枯れた技術」の競争優位とか、グローバルニッチトップとか、気になるキーワード満載。個人的には、5章の「非常時の現場力」と、7章の「組織統合」の話が印象に残る。⚫︎特に7章の「現場ではカネの論理よりも情報と感情の論理が優先する」という言葉に、思わず何度も頷いてしまった。カネの話抜きでは事業は動かないが、カネの話だけでは現場は動かない。一人一人の内側から湧き出る想いが組織内に伝播しなければ、人の集団は動かない。まして職権による上から下への命令など、非常事態時の短期間という特殊な条件で2015/05/21
maruboro
0
イノベーション、マーケットイン、セレンディピティ・・いわゆる耳障りの良いバズワードに対するアンチテーゼを冒頭の総論で説いているところで引き込まれた。具体的な企業での事例を交えて真のイノベーション、マーケティングとは何かを6名の執筆者がそれぞれの切り口で語っている。やや学術調な文体が気になるが、技術というものの活かし方について新たな視点を与えてくれる良書である。 2019/02/15
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