日本経済新聞出版<br> 葬儀社だから言えるお葬式の話

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日本経済新聞出版
葬儀社だから言えるお葬式の話

  • 著者名:川上知紀【著】
  • 価格 ¥748(本体¥680)
  • 日経BP(2019/01発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784532262563

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内容説明

遺族が本当に困ることとは、「連絡」「お金」「手順」と「処分」

知識不足が、葬儀で数々のトラブルを起こします。
お葬式で後悔しない、させないためには何を知るべきか、知ることで何ができるのかを伝授します。

・最近話題の「家族葬」にもデメリットはある。
・「エンディングノート」が、実は遺族を困らせる。
・お葬式は「何に」お金がかかるのか。

「葬儀」の機会は、突然に訪れます。そのとき、何をするべきなのか?
多くの葬儀を経験しないことと、葬儀にまつわる本当の話を聞けないことで、知る機会を逸している状況が、様々なトラブルや不満足な葬儀に後悔するという事態を起こしているのです。

本書は、130年以上続く老舗葬儀社の五代目として数多くの葬儀と遺族のお手伝いをしてきた著者が、豊富な現場での経験に基づき、「後悔しないお葬式」を実現させるために、送る側、送られる側、誰にとっても必要な知識をわかりやすくお伝えする1冊です。

葬儀に“やり直し”はきかない……。
だからこそ、昨今の「終活ブーム」に踊らされるかたちではなく、自分自身の、また家族の価値観を中心として、知っておかなければならないことを知っておき、決めておくべきことを決めておくことが大事です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

壱萬参仟縁

23
葬儀にどんな意義を求めるかということがある(21頁)。遺体は火葬場で火葬、遺骨は勝手に処分してはいけない(38頁)。家族葬は人数限定、呼んでない人は来るな(69頁)。良い葬儀社の資質とは、突き詰めれば遺族に対する姿勢(88頁)。そして、突き詰めれば良い社員がいる葬儀社(93頁)。葬儀後の手順は、遺族のみで行わなければなりません(125頁)。おもてなしの費用とは、文字どおり葬儀に来てくれた参列者をおもてなしするための費用(136頁)。何よりも、お金のことで人はもめやすいということを覚悟(159頁)。2015/01/27

えっくん

22
★★★☆☆最近、葬儀に何度か参列する機会があり葬儀社との関わり方を痛感した本でした。「葬儀とは準備しておくものではなく、決めるべきことを決めておくものだ」という葬儀社を経営する著者の言葉が印象的でした。一般葬か家族葬にするのか、参列者への料理やお礼の品となるおもてなしの費用、祭壇や生花、会場使用料などの故人を偲ぶための費用など何を優先させるのかイザという時に慌てないよう確認しておきたいものです。葬儀業界は葬儀費用を上げるため、祭壇は男性、料理は女性に決めさせるというのも遺族側の心理を突いたうまい手法です。2017/10/13

Shimaneko

15
さほど期待してなかったわりに、この手のハウツー新書としては出色の出来。いろいろ、かなり勉強になった。事前相談してみよっかな、という気になったし。6年前の姉のお葬式が義兄の意向で自分的にはかなり不本意だっただけに、同じ轍は踏むまいと思う今日この頃。遺族ってひとりじゃないから難しいよね。2015/09/11

ヨハネス

8
葬儀を経験した後で読んだから納得部分が多かったです。未経験者が読んだらどうだろう。葬儀にあたり困ること1誰に連絡するか2お金3手順4処分と整理されています。これは生きているうちにいわゆるエンディングノートに書くべきことにも通じます。お金をかけられない場合の「直葬」の説明が詳しくて良いと思います。お墓を処分する「墓じまい」について、お寺が「離檀料」数百万を要求してくることがあるとはお気の毒。 2016/10/20

MILKy

7
【売】本当にイザという時に備え、オススメ出来る本。葬儀社の方が書く本だけど、善良な方かと思います。ただイザが起こる前にはやはり縁起でもないと読みにくいモノでもあるだろうけど。実際、近親の不幸を一通り経験して今だから読めた。我が家は偶々近所の葬儀社が大手で芸能人もよく利用するような名の知れたところだったので悪徳業者ではなかったようだけど。ほぼ善良に対応してもらえたかと。ただ葬儀後も色々サポートしてくれるのはよいけど、お世話な部分も正直チラホラ…うちの宗旨ではないのに位牌は絶対必要と言われたりね(^_^;)2016/03/24

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