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内容説明
2004年2月に刊行した夏坂健氏の『ゴルフがある幸せ。』の文庫化。本書は、「週刊現代」に連載された「地球ゴルフ倶楽部通信 夏坂健のナイス・ボギー」掲載分をまとめたもので、「ゴルフがある幸せ」に取り憑かれた古今東西の名人・達人・奇人たちによる歓喜と狂気のドラマが満載の短編集。
50歳を過ぎてゴルフに嵌まった国文学者の懊悩、セルフ・ダウト菌に棲みつかれたハンサムなプロの悲劇、夫君が殺されてもマッチプレーに明け暮れた女王――など、笑いあり、エスプリあり、そして涙あり。プレーするより面白い、これぞ究極の「読むゴルフ」。
夏坂氏は、35年間シングルを維持し、北極圏から南米チリまで世界中のグリーンを席巻。それまで「自分でやるゴルフ」と「テレビで見るゴルフ」の2種類しかなかった日本に、「読むゴルフ」の分野を切り拓いた。2000年、「週刊現代」の連載中に病没、没後15年になるが、いまだに根強いファンが多い。
本書は、その「読むゴルフ」の伝道師・夏坂健の傑作選ともいえる作品。ゴルフのオフシーズンに是非読みたい1冊。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ヘタ
5
「率直に申し上げよう。スコアがゴルフのすべてだと思い込む人に未来はない。」 全てだとは思っちゃいませんが、スポーツですからね。パフォーマンスがよけりゃ、やっぱり楽しいですから。「最初から飛距離と格闘するものに未来はないと断言できる。」飛ばなさすぎると、どうしてもこだわっちゃうんですよね。2017/08/07
あつし@
4
文庫版で再読。久しぶりに夏坂ワールドに浸って想像のゴルフをたのしめた。再度のバイパス手術と格闘しながらもゴルフに焦がれ、リハビリを始める氏の姿が悲しくもあるが、そこでも比類なきゴルフのエスプリの伝道師は「ゴルフがある幸せ」を教えてくれた。2015/02/21
SAWAYAN
3
著者の故夏坂さん友人にして、この本にも登場する人の勧めで読んでみた。「読むゴルフ」とはその通りで、ゴルフにまつわる色んな話が詰まっている。こちらでゴルフを始めた身ですが、自分がゴルファーとしてどれだけ恵まれた環境にいるのか再確認できました。我々は後書きに出てくるコースをホームコースなんて呼んでます笑。全ての日本人ゴルファー必読ですね。マナーと歴史を学んで1人前!2015/03/28
shokeirei
1
マッチプレーこそ原点、play the game as is lies、キャディの語源等など、ゴルフをますます好きにさせてくれるお話満載です!!2015/07/26
ともなお
1
ゴルフ好きには楽しめる本。2015/07/07
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