内容説明
仕事ってなんなんでしょうね? ねえ、何のために働く??? キャラクタービジネスを手掛ける小さな会社に転職した紺野真穂。26歳。大手企業の下請け業務が中心で、プロジェクトの主役にはなれず、いわば「エキストラ」ですけど、それが何か? 社会の隅っこにいたって会社の下っ端だって、意地とプライドでいい仕事、目指しますから! 憧れの先輩、面倒くさい同僚、困った後輩と共に、さあ、今日もお仕事ですっ。仕事であるある! 職場にいるいる! 共感度ピカ☆イチのワーキング・ガール小説。『エキストラ!』を改題。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
siro
53
最近、仕事に振り回されて疲れぎみだったのでやる気の出るようなお仕事小説をと思い選びました。残念ながら主人公のようなフレッシュさは持ち合わせず、ミミーズよりも年上なので新入社員を見守るような心持ちになって読みましたが、ハッとさせられる部分や共感する気持ちもあり楽しかったです。いいなぁ…イケメン上司。それだけで頑張れそうな気がする(笑)2015/07/27
紅香@新刊購入まで積読消化あと5冊⭐︎
46
仕事で悩むことがあって、ついついお仕事小説に手が伸びる日々。『使えない』って思われてるんじゃないかってビクビクしてる。そんな自分が嫌になる。失敗する。負のスパイラル。働くって何?……この物語を覗いてみると、いるいる同じように悩んでる人。やっぱり一緒なんだっとほっとする。愚痴を聞くことも立派な仕事。人がなぜ働くかといえば、何より社会のため。忘れてた。いつの間にか社会貢献する以前に上司の顔色ばかり伺ってた。だから苦しかったんだ。少し気持ちが浮上した。その向こう側にいる人の笑顔のために、もう一度頑張ろう♪2015/05/05
Book・CaFe
36
紺野真穂、26才。総勢社員4人の会社が倒産後、恵比寿にあるキャラクタービジネス、主にキャラクターグッズを作ったり、キャラクター関連のHPを作成する社員27人のキャラパークへ転職。ワーキングガール小説なだけに、リアリティのある会社の人間関係、クライアントとのやりとりや仕事の段取り、キャラクターが生まれるまでのプロセスなどが随所に描かれていて、同じワーキングウーマンの私⁇?もワクワクしながら読むことができた。お仕事頑張ろう!気力をもらいました。著者はドラマ(仔犬のワルツ)の脚本も手掛けていたとか…2014/01/16
coco夏ko10角
34
最初の方は「20代後半・社会人4年目にしては幼いなぁ…」って感じだったけど、それが少しずつ成長していく様が良かった。大企業とのやり取りやごたごたがなんだかリアル。2015/03/03
えりこんぐ🐤
32
明るい女子のお仕事小説。がーっと読んで元気になれた☆ キャラパークって楽しそうな会社でいいな。2015/05/10