ITRONプログラミング入門 H8マイコンとHOSで始める組み込み開発

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ITRONプログラミング入門 H8マイコンとHOSで始める組み込み開発

  • 著者名:濱原和明【著】
  • 価格 ¥2,860(本体¥2,600)
  • オーム社(2018/02発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 780pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784274066047

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内容説明

RTOS(組み込みOS)による開発を基礎から実践的に解説
組み込みOSの標準仕様であるITRONのオープンソース実装(HOS)を用いて、組み込みOSによるプログラミングを具体的に解説する。既刊のITRON関連書と異なり、組み込みOSによる開発の基本から簡単なアプリケーションの作成までを実際に手を動かしながら学習できる。ターゲットとするマイコンはH8。

目次

第1章 開発を始める前に
1.1 ITRONはRTOS
1.2 Hyper Operating System(HOS)
1.3 開発に必要なもの
1.4 できれば準備したいもの
1.5 カーネルライブラリの構築

第2章 初めてのITRONプログラミング
2.1 サンプルプログラムを動かそう
2.2 タスクを2本走らせてみよう
2.3 タスクの起動順を変更する
2.4 もう1つタスクを追加する

第3章 ITRONのさまざまな機能を体験する
3.1 タスク管理機能
3.2 タスク付属同期機能
3.3 自タスクの遅延実行
3.4 タスク間通信
3.5 周期ハンドラ
3.6 割り込み処理
3.7 組み込みシステムにRTOSが必要な理由

第4章 RTOSの基礎知識
4.1 タスクとタスクコンテキスト
4.2 プロファイル
4.3 RTOSを構成する3つの状態

第5章 HOSのソースで見るITRONの機能
5.1 スケジューリングとディスパッチ
5.2 割り込みハンドラと割り込みサービスルーチン
5.3 μITRONの時間管理
5.4 アラームハンドラ
5.5 資源の排他制御とセマフォ
5.6 デッドロックと優先度逆転
5.7 メモリ管理
5.8 メールボックス、メッセージバッファ、データキュー
5.9 CPU例外、タスク例外機能について
5.10 コンフィギュレータ
5.11 HOS-V4におけるサポート状況
5.12 まとめ

第6章 ITRONによる開発の実際(簡易ゲーム機の作成)
6.1 ハードウェア仕様を考える
6.2 ハードウェア構成
6.3 ソフトウェア構成を考える
6.4 小型ゲーム機のプログラム構築
6.5 スタックサイズの再割り当て
6.6 ゲームの進行(プログラムの動作)
6.7 まとめ

付録A HEWによる開発について
A.1 HEWの入手方法
A.2 HEWによるHOS-V4カーネルライブラリの構築
A.3 HEWにプロジェクトを登録する
A.4 HEWでコンフィギュレータを使用する(カスタムビルドフェーズ)
A.5 HOS-V4のアプリケーションをビルドするまで
A.6 HEWの最適化機能について

付録B GCCによる開発について
B.1 GCCの入手方法
B.2 GCCによる開発手順

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あーてぃる

1
μITRON4.0仕様に則って作られたRTOS「HOS」を使って遊びながら組み込み開発を学ぼうという本。HOSはあの漫画からもってきたOSの名前だ。 2005年に書かれた本であるため対象CPU・評価ボードがH8/3048F及びH8/3664Fである。本書の通り作業をしたい向きには早めに秋月電子のキットを押さえることをおすすめする。3664Fはすでに入手困難であるから3694Fに置き換えるとまだ使える。開発環境はHEWとGCCについて解説されている。2019/04/06

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