双葉文庫<br> 新鮮 THE どんでん返し

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双葉文庫
新鮮 THE どんでん返し

  • ISBN:9784575520606

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内容説明

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浦島太郎が龍宮城に来てみれば、待つのは密室殺人? ネット社会、刑期を終えた男の名は半永久的に残る現実が。捜査会議後の刑事たち。会話の中に、事件解決のさらなる大展開あり。シンガポールで新婚旅行、二組の男女の心理が交錯したすえに……。トロフィー凶器の殺人に、ミステリ史上前代未聞の仕掛けが! 包丁研ぎが巧みな女のもとに昔の男が訪れ、切れた二人の関係は一転し……。六編のどんでん返しが、あなたを夢中にさせる。
※六編の作品中、『筋肉事件/四人目の』(似鳥鶏)のみ、作品の性質を鑑みて区切りごとに画像化してあります。あらかじめご了承ください。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

夢追人009

174
今回はフレッシュな若手作家の書き下ろし作品を集めたどんでん返しアンソロジー3冊目で根が素直な私はものの見事に騙されましたね。ちなみに天祢さんと水生さんは女性です。『密室竜宮城』青柳碧人:ミステリ童話「浦島太郎」の意外な真犯人は?『居場所』天祢涼:前科持ち男の切ない人生物語。『事件をめぐる三つの対話』大山誠一郎:読者も犯人も同時に騙される!『夜半のちぎり』岡崎琢磨:最後の一行にぞっとします。『筋肉事件/四人目の』似鳥鶏:二度読み必至!仰天の技巧派ミステリ。『使い勝手のいい女』水生大海:バスルームにびっくり!2019/03/03

ダイ@2019.11.2~一時休止

108
どんでん返しその3。6編中5人は読んでいる作家さんでイイ感じです。読んでいない水生さんもよかったんでいつか読み始めようかな?。2017/12/27

aquamarine

89
新進気鋭の作家さんによる書き下ろしまたは単行本に収録されていない短篇のアンソロジー。私は新人ミステリ作家さんの作品を読むのが結構好きなので6人中5人が既読。とびぬけた設定が青柳さんらしい「密室竜宮城」とラスト近くになって驚くと同時に思わずニヤリとした似鳥さんの「筋肉事件/4人目の」が印象的で好みでしたが、他の方もそれぞれがこの短さの中にちゃんと自分の色を出しているのがとても好ましいです。意外と評価が低い方が多いですね。私も好みでないものはありましたが、どれもしっかりとしたミステリで悪くなかったと思います。2018/01/31

takaC

87
2度3度読まないとポイントがわからないらしいがどれもこれも2度も3度も読む気にはならない駄作揃いなので結局ポイントは分からずじまい。2018/01/16

ゆのん

81
6篇から成るアンソロジー。どの話も面白く、『どんでん返し』があると解っていながらもそれぞれの物語に入っていまいラストでは「なるほど」となってしまった。特に面白かったのは大山誠一郎『事件をめくる三つの対話』、水生大海『使い勝手のいい女』。似鳥鶏『筋肉事件/四人目の』はネタバレを読んだ後に再読してしまう。軽く読めて面白い、お得な1冊。452020/02/16

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