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内容説明
仕事に追われ、時間に追われて、それでも不況から抜け出せず沈没寸前の現代ニッポン。そんな息苦しい状況の中で、あなたの頭脳はガチガチに硬化していませんか? しかし、固定観念に毒されてしまった頭脳からは、この状況を打破する独創的なアイデアや時代をリードする発想は絶対に生まれません。今、ニッポン人に必要なのは柔軟で、知的で、感性豊かな思考のセンスです。本書の厳選されたクイズやパズルを解くことで、「柔軟な論理力」や「とらわれない発想力」を身に付けるコツが磨かれていきます。「歯痛で苦しむ人が毎日皮膚科の病院に通う理由とは?」「一円玉一〇トンと、十円玉一トンとではどちらが得か?」「肯定と否定が両方とも正しい文とは?」「緑色で、カゴの中でぶら下がって鳴くものとは?」など、数々のクイズ・パズルの名作があなたの頭脳に次々に挑戦します。軽やかに「大人の知的センス」を高め、あなたに眠れる力を呼び覚ます一冊。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
さきん
25
数学やトンチはどうでも良かったが、エズプリやユーモアが書いてあるクイズは読む価値を感じた。ヒトラーを誹謗して捕まった罪とは?⇒国家機密漏洩罪、ボルテールの本が焚書された時の一言⇒私の本は栗と同じだ、焼くほどよく売れる、競馬を成り立たせるのは意見の相違だ、などなど。2019/02/10
ごへいもち
18
面白かったのは1問だけ2015/06/04
hk
17
「国策ナイス!疑惑」「再審請求書評」「減刑嘆願ナイス!」「獄中図書館戦争」オイラが獄中書評家として初陣をかざり足掛け2年半。振り返れば悲喜こもごも、様々なことがあった。当初は読メ内で腫れ物に触るように扱われていたが、今では書評家として不動の地位を築いている…といえば手前味噌に過ぎるやもしれないが… さて昨今において、獄中書評は完全に市民権を得てオイラの手から巣立ち独り歩きを始めた。だが獄中書評家の本尊として目下の行き過ぎた獄中書評ブームは目に余る。そこで本書だ。論理力を磨きフェイク獄評を見極めて欲しい。2018/03/19
hk
14
これは思いもかけない掘り出し物だ。ブックオフの100円コーナーを小一時間渉猟した甲斐があった(笑)さて本書はエスプリ(機知、当意即妙、機転、叡智、トンチ、思考の盲点)に富んだ問題が目白押しだ。…「8枚の硬貨の内1枚が贋物でいささか軽い。天秤を何回使えば贋物を明らかに出来るだろうか?」…例えばこの問いは実際に紙と鉛筆を用いて知恵を絞ったマジョリティーが「3回」だと答えるはずだ。だがなんと本書の解答例は異なる。しかも悔しいことに理にかなっているのだ。思考の盲点を補い問題解決力を養うのにうってつけの一冊だろう。2018/02/23
takayuki
14
松山から羽田までの飛行機の中で読みましたが、懐かしい問題もあり、頭の体操には良いですね!2015/09/03