― だまされない

著者名：鎌田實【著者】

KADOKAWA（2018/02発売）

• ISBN：9784046013965

内容説明

ちまたにあふれるさまざまな健康法から、病気の治療法、社会問題まで。心のケアにも踏み込む医療で信州を長寿県に導いた鎌田實が、情報の海に潜む「本物」をお伝えする１冊です。

健康ってなんだろう？
生きるってなんだろう？
死ぬってなんだろう？

誰もが抱くこんな疑問への解答はいたるところにあります。
でもそれは正しいのでしょうか。
信じていいのでしょうか。

社会は人をだまします。
人も自分をだまします。
実は自分の身体すらも自分をだましにかかってきます。

そんな環境に生きながらも、幸せに生きるためには
なにを知るべきか、どうすべきか、どう考えるべきか。

医師にして作家である鎌田實が、その答えに迫ります。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[MI]

巷で溢れている健康に関する常識は間違いだらけ。自分で考え騙されないようにするにはが書かれた本。洋食より和食の方が健康にいいは間違い。和食には塩分が多く使われている。卵は1日1個までも間違い。卵はタンパク質が豊富で3個食べても大丈夫。鎌田流ダイエットはいいなと思う。我慢せず、好きなお肉をたらふく食べたら、3日間は糖質制限。運動はスクワットとウォーキング。無理なく美味しいものを食べて、笑い、野菜を多めにとる。テレビやネットに流されず自分なりの信念をもって健康リテラシーを高める。とても参考になった。

2024/08/16

[パフちゃん＠かのん変更]

いいことがたくさん書かれていた。要は、よく笑い、よく運動し、タンパク質と野菜をしっかり摂り、減塩に心がければいい！！

2023/08/11

[kubottar]

ネットに存在する情報に振り回されない為に、自分の頭で考えられるようにしましょう。

2018/03/16

[小木ハム]

著者は齢70過ぎにも関わらずバイタリティに溢れるお医者さん。往診、回診、ジムでは70㎏のバーベルを持ってスクワット、イラク難民キャンプで子どもたちの診療、更には一年に5冊も本を上梓してる。その健康、体力の理由が書かれている。内容は2018年時点の研究報告等を元にされておりそれほど古い情報ではない。よく笑い、妬まず、あまり我慢をせず、野菜とタンパク質をよく摂って、ときどき好きなものを食べ、食後には少し汗ばむ程度のスクワット。悩まない『まぁいいか』の精神は良質なホルモン分泌による。睡眠は7～8時間確保したい。

2020/09/17

[こも 旧柏バカ一代]

ラジオ番組のゲストで鎌田先生が来てCMされたのをキッカケにチェックしてた本。 健康の維持とガンに対する蔓延した不正確な情報の刷新が印象に残った。 たぶん、また読むと思う。

2019/08/02