内容説明
第2回「お仕事小説コン」グランプリ受賞のレトロ浪漫ミステリー、待望の新作!
時は明治。
浅草の人気芝居小屋「大北座」では男装の女優・橋本玉緒の舞台が大当たり。一方、裏浅草界隈には生神を自称する怪しい祈祷師が現れる。祈祷師の顔は、玉緒に瓜二つで……!?
「大北座」の跡取り息子・由之助と、「浄天眼」という摩訶不思議な力をもつ戯作者・魚目亭燕石、その友人で二人を引き合わせた深川署の相良警部補が、怪しくも美しい謎ときに挑む、百花繚乱のレトロ浪漫ミステリー。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
hirune
44
【Kindle】明治の頃のお話、浄天眼…接触テレパシー+残留思念まで分かっちゃう主人公が謎を解く。続編らしいけど、前を読まずに読んじゃいました。男女の双子は心中者の生まれ変わりって 時々聞くけど、そんな迷信本当にあるのかな?田舎の古い風習が嫌だと言いながら、一番その迷信に囚われてたのが当の本人なのは皮肉だな〜とか、時雄君は異常に自己愛が強いから、自分と瓜二つの生き別れの双子の妹を見て、これは自分であると認識したので恋をしたのでは?とか色々考えるのが楽しかった〜😄2019/08/14
はつばあば
35
今回は3巻の中で一番安心して読めました。燕石と千代の仲睦まじい様子、3人という奇数の友人関係から派生したハミゴ、相良にも恋の花が咲くようです。ですが今度は燕石の妹翠子とその許嫁栄吉と千代の弟宗市の3人が面白い事になりました(*^^)v。この3人の三つ巴の続きを読んでみたいものですが・・由之助さんの出番も次回期待したいものです2022/06/03
igaiga
25
気を張らず読むことが出来ました。前作まで主役を張っていた燕石と由之介があまり活躍してないのでサイドストーリー的な? 光太郎そんなにモテてたのか。知らなかった。2018/05/28
あゆみ
18
★★★★☆ 前の上下巻での、主な登場人物たちの血縁関係や出生の秘密が明かされていく綿密に練り込まれたストーリー構成にはとても引き込まれたが、この続編では謎解きやストーリー構成より登場人物のその後を描くことに重点が置かれていたので盛り上がりに欠けたのが少し残念。著者が誰を主人公にしたいのかイマイチわからないが、次があるならタイトルにもある謎解き重視のお話が読みたい。2018/02/26
Yuri
13
表紙絵に惹かれて読み始めましたが、内容的にも楽しく読んでます。 前作の設定を補完する感じはありますが、今作は今作で面白いです。 なんせ、相良さんが良きところに落ち着いてくれそうでナニヨリです。2019/09/03
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