内容説明
秋葉原駅を救った元勇者上総が紅の手伝いで赴いたのは、欲望渦巻く新宿駅は歌舞伎町。聖剣を持たずに魔物へ立ち向かう上総は何とか危機を脱するが、それは新宿を襲う新たなダンジョン発生の、ほんの始まりで――?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
niz001
8
駅をダンジョンっぽくないダンジョンにするパターンで決定か。仲間になった武闘派極道が現場まで行ってバトルってのは初めて読むw。1巻でも思ったけど、社畜設定は必要?2018/01/28
水無月冬弥
6
三島 千廣先生(@mishimachihiro)の #ラノベ 1巻ではハーレムっぽい雰囲気になっていたのに、2巻は漢祭りでした。いや、僕はこういう展開もありですね。上総は俺TUEEEだけど、行動に重みがあっていいですね。ただ、ぜんぜん社畜っぽくはないので、そこはタイトル詐欺のような(笑) 2018/03/13
真白優樹
4
上総が紅の元で退魔業で働く中、魔王の配下により新宿が迷宮へと変わる今巻。―――例え全てを斬り伏せれぬとしても、自分に出来る事を。勇者だって万能じゃない、それを示すかの如く上総が迷宮化の荒波に飲み込まれ、誰かの涙を止められず、根本的な解決が出来ない今巻。例え大きな力を持っていても、一人じゃ何も変えられない。そんな世知辛く容赦ない現実を叩きつけられても、大人達は自らに出来る事を尽くす。そんなどこか煤けた背中が無性に格好良く見えるのは、この物語特有の読み応えかもしれない。戦いの行方とは。 次巻も楽しみである。2018/02/04
eucalmelon
2
リリアーヌはスナックでバイト、クリスはメイド喫茶でバイト・・・、まあ、家でゴロゴロしているよりはいいんでないかな・・。それにしても褒賞を詐欺で盗られたとは、笑えない、リリアーヌが責任を感じるのも無理はない。 ドラゴンタートルを倒した紅の手並み、見事!つおいのね、紅って。五星将だから、あと四人いるのか?あと、四巻は続くんやね。2018/05/06
八岐
1
漢のメンツでも意地でもない、それは漢と漢の兄弟愛なのだ。2018/03/28