ラビットヒーロー

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ラビットヒーロー

  • 著者名:如月かずさ【著】
  • 価格 ¥1,265(本体¥1,150)
  • 講談社(2018/02発売)
  • ポイント 11pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784062178600

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内容説明

特撮番組のDVD鑑賞とフィギュア収集だけが唯一の趣味という、地味で引っ込み思案な高校一年生の宇佐。そんな宇佐がひょんなことからローカルヒーローショーの主役に抜擢される。ヒーロー役なんて向いていない、と悩みながらも、小さい頃から、うさぎのヒーローになる自分を妄想していた宇佐は、やはりあきらめきれずにキリバロン役を引き受けることに……。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

takaC

60
閉館間際の図書館で別の本を探していてたまたま目にとまったのでなんとなく借りてきて読んだのだけど予想外に面白かった。中高生が主人公の青春物は基本的に何でも好きな自分の好みの問題もあるかもしれないけど、この主題は中高の読書感想課題図書とかでも十分通用するんじゃない。町の風景とかご当地名物とか「桐卯って桐生なの?」なんて思いながら読んでたら著者は桐生出身の方(さっそく(twitterで)フォロー)でした。ん?もしかしてキリバロンも実在モデルがあったりするの?2015/07/23

ゆみねこ

57
引っ込み思案で特撮DVDとフィギュア収集が趣味の、地味なオタク男子「宇佐清春」が、ひょんなことからローカルヒーローに!桐卯という町のうさぎのヒーローをめぐる青春もの。面白かったです!キリバロンGとM、二人の競演も楽しみですね。2015/08/07

coco

27
期待以上に良かった。特撮オタクの内気な高校生がひょんなことから地元ヒーローショーのヒーロー役をやることになった。ネガティブな主人公だけど、周りに助けられながら、時には自分も周りを助け、成長していく。最後、ちょっとドンデン返しもあり、ヒーローショーの行く末に年甲斐もなくドキドキしてしまった。登場人物みんな微笑ましく、読後感さわやか。2014/05/22

ち~

24
特撮ヒーロー大好きで、内気な高校生、宇佐が、高校の先輩との出会いにより、地元のお祭りのヒーローショーをやる事で成長していくお話。宇佐の、弱気でいつも周りの顔色を伺う感じ、とてもよく伝わって、思わず感情移入。日高先輩と知り合えたことは今後、大きくプラスになっていきそう。日高先輩とお爺ちゃんの繋がりがとても温かいラストは予想外の展開でした。2016/06/29

果実

24
面白かった!爽やかなものって嘘くささを感じるものが多い印象だけど、これは現実に充分にあり得そう。2014/03/25

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