うまい日本酒をつくる人たち ~酒屋万流

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うまい日本酒をつくる人たち ~酒屋万流

  • 著者名:増田晶文
  • 価格 ¥1,980(本体¥1,800)
  • 草思社(2018/01発売)
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  • ポイント 540pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784794222961

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内容説明

「酒屋万流(さかやばんりゅう)」――日本酒はつくり手の考え方や技術技法、酒蔵のある土地の風土や歴史伝統によって、じつに多種多様な「うまさ」が存在する。その愉しみを、実際に各地の酒蔵を訪ねてつくり手本人から直接伺い、その「うまい酒」を実際に味わった「日本酒・酒屋万流」の極上本。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ophiuchi

13
登場する蔵のオーナーや杜氏たちの言葉は深く、彼らなら日本酒が売れない現状を乗り越えていってくれることだろう。飲んだことがあるのは、なぜか日本酒以外でだだ一つ取り上げられている「イチローズ・モルト(ウイスキー)」と「まんさくの花」と「蓬莱泉」だけだった。普段は安い紙パックの純米酒を飲んでいて、時にはここに書かれている「うまい日本酒」を飲んでみたいものだと思う。2017/12/22

makio37

12
(半分)仕事読み。紹介されている蔵元や杜氏の方々の人間的魅力に惹かれる。こんなものを読んでしまっては、「新政」や「まんさくの花」などを是非とも味わってみたくなる。さらに困るのは、(そのために読んだのだが)日本文化を象徴する工芸品・芸術品たる日本酒を、食品加工ビジネスのひとつとして扱うことの無神経さを思い知らされたことだ。"酒屋万流"で皆言うことは異なるが、"文化"を背負う気概のもとに酒造りに誇りを持ち取り組んでいる点では共通している。センサーだAIだと"文明"の導入を提案する意味をよく考えようと思う。2019/12/30

しゃんしゃん

8
ディープな本。日本酒好きを自認する私ながら殆ど始めての酒たちだった。そんな銘酒が多数紹介されている。奥深い山里で、派手な街並みが果てたところで日本酒作りに関わる人たちは謙虚で誠実。登場した地酒名はノートに記録。なかなか出会うのは難しいとは思うがこれから楽しみ。熱燗、冷や酒(常温)、冷酒とそれぞれの味わい方も知った。居酒屋で肩身が狭い日本酒党だが、最初の一杯は何も言わず何も食べず酒を全身で味わおう。日本人に生まれ日本酒に出会えたことに感謝しながら今宵もうまい酒をちくりとやりましょう。まずは一献。2017/12/14

たつや

1
長年日本酒をテーマに酒蔵をめぐり、作品を上梓してきた著者。酒屋万流をテーマに上げ、様々な日本酒が様々なシチュエーションで楽しまれることを説く。酒蔵の想いが詰まった作品を、そのストーリーを感じ、想像しながらこれからも晩酌を楽しんでいきたい2019/06/10

しろ

1
次に飲むのが楽しくなるな2018/09/06

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