幻冬舎新書<br> 言ってはいけない宇宙論 物理学7大タブー

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幻冬舎新書
言ってはいけない宇宙論 物理学7大タブー

  • 著者名:小谷太郎【著】
  • 価格 ¥877(本体¥798)
  • 幻冬舎(2018/01発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784344984851

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内容説明

2002年小柴昌俊氏(ニュートリノ観測)、15年梶田隆章氏(ニュートリノ振動発見)と2つのノーベル物理学賞に寄与した素粒子実験装置カミオカンデが、実は当初の目的「陽子崩壊の観測」を果たせていないのはなぜか? また謎の宇宙物質ダーク・マターとダーク・エネルギーの発見は人類が宇宙を5%しか理解していないと示したが、こうした謎の存在を生むアインシュタインの重力方程式は正しいのか? 本書では元NASA研究員の著者が物理学の7大論争をやさしく解説、“宇宙の今”が楽しくわかる。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

absinthe

124
面白かったが、残念ながら他ですでに知っている話が多かった。この手の解説本が面白いかどうかは他の読書体験に大きく依存する。専門家の間では公然の秘密だけど、あまり一般人が知らないような理論の弱点を明かしてくれる本なのかと期待したが、宇宙論の最先端を丁寧に解説するという(期待に反して)きわめてまっとうな本だった。2018/02/26

樋口佳之

54
今年のノーベル物理学賞に触発されて積ん読解消。が直接「もつれ」についてのお話はありませんでした。/波動関数が、観測の瞬間に収束するのはどういう仕組みによるのか/観測問題は量子力学がまだ不完全であることをしめしている/生きている間に次のステップが見えて来て欲しいもの2022/10/08

びっぐすとん

23
とても面白かった。もちろん物理など全く理解できない私だが、最近話題の素粒子、量子力学、超ひも理論、マルチバース理論などを素人に解るよう簡単に説明し、矛盾する部分、検証出来ない部分などを解説してくれる。著者はアチラ側(物理畑)の人なのにコチラ側に立って「そんな説明じゃわかんないよね、天才物理学者じゃないんだからサ」というところを教えてくれる。正解がわからないこそ、賛否両論ながらどんな理論も発表出来る、性悪な人間でも論文は公正に評価される。真実を知りたい気持ちが最優先。日進月歩の宇宙論、今後も目が離せない。2021/05/05

inami

13
◉読書 ★3.5 3月14日(3.14かπの日だな・・)、”車いすの天才物理学者”「スティーブン・ホーキング博士」の死去が報じられた。”心からご冥福をお祈りいたします”さて、本書は、現代物理学の問題点を指摘し、何が問題なのかを解説している。ホーキング博士の「ブラックホール蒸発理論」に関すること、お馴染みのミクロな物体の物理法則「量子力学」易しく説明されても”わからん・・笑”、それに宇宙空間の正体はいまだに解明されていない(物質の約5%しかわかっていない)、などなど疑問?だらけ!だからこそ宇宙は素晴らしい!2018/03/13

Sato

10
タイトルから橘氏の本を連想されるが、違う人です。辛口ではないのですがムズイです ゆっくり読んでも理解できそうにないし、浅く広く解説しようとしてるのでさくっと読み切り深掘りしてみたければ別の本で・・・です。2019/12/15

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