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内容説明
【ページ数が多いビッグボリューム版!】某国のお姫様とその家来、宇宙船の乗組員、名門女子高に編入したたったひとりの男子生徒。SFからホラーまで、パラレルワールドのような世界観で繰り広げられる4人の「CAST」たちが織りなすドラマ。その裏にあるのは――? 同時刊行の『+α―プラスアルファ―』と対を成す、どこか謎めいたオムニバス!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
つーこ
10
や〜。いいわ〜。くらもちふさこ。どの話もキュンとする。4人の俳優さんが演じているという設定なのね。キリ君のキャラがくらもちふさこの得意とする、そして私が心底惚れたくらもち男子の代表ですね。だから、最後の話だけキリ君が出てこず残念でした。2018/03/23
tomo*tin
8
四人の登場人物が様々な役柄に扮装する連作短編集。SFもコメディも学園も奇想も何でもありで、各々がくらもち色に染まっているという素敵っぷり。しかし、なんというか、くらもち作品に出てくる男性陣は少女漫画の醍醐味とでも言いましょうか、素敵すぎて困ります。2009/01/08
チューリップ
2
4人の俳優が演じている作品という設定の物語。なのでそれぞれ作風が違っていて、ファンタジーとか現代の話だったりホラーだったり色んな話があって楽しめる。私は最初の異世界ファンタジーが一番好きだった。ラストの言葉はないけど手を握る事で気持ちが通じ合うのが分かるって所が凄く好き。この世界観でもうちょっと読みたいとすら思った。宇宙船の話の発想も良かった。体当たりしかないがどういう事か分かると成功しろ!と思わず応援したくなった。2021/10/29
卯の花@灯れ松明の火
2
一話完結の連作ものですが、四人の役所さんが演じている…という設定のもと描かれています(そしてその四人の裏舞台は『+α』で)。役者さんは同じ顔を化粧や衣装、そして表情や立ち振る舞い、その人物を演じることでまったく別の人間となる…作りあげるのだと気づかされます。一つ一つの話も良いです。うわっと迫ります2010/09/08
猫大福
1
αと+α、どちらを先に読むべきか迷い、こちらから読み始めたけど訳が分からず一旦読むのを中止。+αから読み直してなるほどねーと感心しつつこちらに戻る。なかなか斬新な構成でした。理解できなくてもこっちから読むのが正解かもね?わかりやすさを求めるなら2冊並べて交互に読むとか?電子だとこういう時不便かも。2018/03/22