経済暴論

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経済暴論

  • 著者名:塚崎公義【著】
  • 価格 ¥1,232(本体¥1,120)
  • 河出書房新社(2019/01発売)
  • ポイント 11pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784309248158

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内容説明

「トランプ大統領は日本経済にとってプラス」「国債が暴落しても、政府は破産しない」「勤勉と倹約が不況を長引かせる」……とっつきにくい経済の話を“極論と暴論”で面白がりながら学ぶ本!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

hk

16
経済にまつわるライトな読み物としてなかなかに魅力的な一冊。「家電量販店における『他店と同価格まで値引きします』広告は囚人のジレンマを打破するのが目的」「日米安保とメインバンク制度のアナロジー」「アイデンティティーとは『自己認識』」「潜在成長率とは自然な生産性の向上率」「粉飾会計が顕在化しない訳~税務署と監査法人の行動原理」などなど興味深いトピックがてんこ盛りである。総論として体系だっていないが目くじらをたてるほど筆が乱れている訳でもない。楽しむには相応の予備知識を要するが、読書家ならばクリアーできるはず。2018/03/30

あっきー

5
✴2 タイトルほど暴論でも暴露本でもなく、もうちょっと刺激的な内容を期待していたのだが、よくある経済豆知識として読めばフツーのものだった、逆にこの程度のことで暴論っていうほど言論自主規制がキツくなっているのか、それともただ単にタイトル煽りすぎなだけか、もし続編があるなら倍ぐらいキッツーい内容でお願いします2017/11/23

Gordon

5
ここ最近、投資とか資産運用とかに興味を持ち始めたこともあり、経済を理解する事を目的に本書を手に取った。 経済は決して統計や数学で動かすものではなく、様々な利害関係者の思惑や意見、メディアの反応を元にその受け手側の反応によって方向性が定まるという事を理解した。日本人は心配性で、ネガティブ思考なニュースに強く反応するバイアスがかかりやすい民族である事を念頭に動向を見守るぐらいがいいのかもしれない。著者の個人的な意見、主張賛否分かれる部分もあると思うが、自身としては同意できる内容が多かった。2017/09/06

PDCAサイクル

1
日本人がネガティブ論を持て囃すので,比較的楽観的な著者の論が大げさに言えば"暴論"ということらしい.前半の基本的な経済知識に関する内容についてはわかりやすく面白い.後半の暴論については,1,2ステップ程度の論理構造の主張であって,全体の事実からの切り出し方で何とでも言えそうなので門外漢には結局正しいかどうかは判断できなかった.2019/03/12

k1nishi

1
暴論という題名ではあるが、内容は経済の基本に基づいたまともな内容である。世の中の経済に関する誤解に対して、正しく解説しており、わかりやすい。いろいろな反対運動が報道されるが、実際に反対している人は少数派で、大多数の賛成派は何も言わないという話は納得できた。2018/06/07

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