すべては歌のために ポップスの名手が語る22曲のプロデュース&アレンジ・ワーク

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すべては歌のために ポップスの名手が語る22曲のプロデュース&アレンジ・ワーク

  • ISBN:9784845631759

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内容説明

武部聡志の足跡を追うと、日本のポップス史が見えてくる



1977年よりプロとしてのキャリアをスタートさせた音楽家、武部聡志による初の単著です。

膨大なアレンジ/プロデュース作品の中から、自身にとってエポック・メイキングと呼べる22曲をピックアップ。「サウンド・メイク」「レコーディング手法」「作曲」「ストリングス・アレンジ」「歌入れ」「音楽監督」、そして「アーティスト・プロデュース」など、あらゆる角度から音楽制作のノウハウを語っていただきました。

また武部をよく知る4名のゲストの方々には、現場における「武部聡志の仕事ぶり」についてお話を伺っています。

本書を通じて浮かびあがってくるのは、アーティストを輝かせることに全力を傾けてきたミュージシャンの姿。それはダイレクトに日本のポップス史へとつながっています。ぜひ、本書で音楽作りの喜びと深みに触れてみてください。

【本の内容】
PROLOGUE プロデューサー/アレンジャーとして大切にしていること
SONG 01 「卒業」斉藤由貴
SONG 02 「あなたを・もっと・知りたくて」薬師丸ひろ子
SONG 03 「Rainy Blue」德永英明
SONG 04 「瑠璃色の地球」松田聖子
SONG 05 「流星のサドル」久保田利伸
SONG 06 「どしゃ降りWonderland」今井美樹
SONG 07 「危険な女神」KATSUMI
SONG 08 「全部だきしめて」吉田拓郎とLOVE LOVE ALL STARS
SONG 09 「believe」山口由子
SONG 10 「サクラ・フワリ」松たか子
SONG 11 「もらい泣き」一青 窈
SONG 12 「ハナミズキ」一青 窈
SONG 13 「僕らの音楽-オープニングテーマ-」武部聡志
SONG 14 「桜色舞うころ」中島美嘉
SONG 15 「Progress」k kua
SONG 16 「いつか離れる日が来ても」平井 堅
SONG 17 「みらい」ゆず
SONG 18 「さよならの夏 ~コクリコ坂から~」手嶌 葵
SONG 19 「ANNIVERSARY」JUJU
SONG 20 「心の旋律」有安杏果
SONG 21 「糸」EXILE ATSUSHI
SONG 22 「結婚しようよ」chay

[ゲスト・インタビュー]
長岡和弘(Producer / Director)
一青 窈(Artist)
小倉博和(Guitarist / Arranger / Sound Producer)
今井邦彦(Recording & Mixing Engineer)

[コラム]
80年代のレコーディング時間割
マイク選びもプロデューサーの仕事
ギタリストであり、ベーシストでもあり
スタジオでのストリングス・アレンジ
歌の「つなぎ」

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

西澤 隆

7
斉藤由貴「卒業」のあのイントロは衝撃的だった。その「卒業」を起点に、武部さんの今までの仕事の中で印象的なものを順番に振り返り紹介する本書では、あまりマニアックな音楽の仕組みが分からなくても「きちんと狙いを付け考えて仕組みを構築している」ことが伝わってくる。コードの記述法で「そうか、そんな書き方があるのか」と思ったりすることも。キレた攻撃的で実験的なサウンドを乱発するのではなく、きちんと歌が聞こえるように調和するサウンドを作るということ。吉田拓郎がラジオでよく「武部に~」といってるのがなんだかよくわかるなあ2020/04/02

masakinoko7232

0
とても勉強になりました。フジテレビ系でよくみるピアノ弾いてる方という印象が強く、まさかそんなすごい人だったとは。音楽プロデューサーを目指している人なら読んで損はなし。2019/12/11

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