ちくま文庫<br> 文壇うたかた物語

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ちくま文庫
文壇うたかた物語

  • 著者名:大村彦次郎【著】
  • 価格 ¥880(本体¥800)
  • 筑摩書房(2018/01発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
  • ポイント 240pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784480423658

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内容説明

興亡激しい文芸雑誌の世界を舞台に、松本清張、司馬遼太郎をはじめ、池波正太郎、吉行淳之介、野坂昭如、井上ひさしら多くの文士たちが獅子奮迅の活躍をみせた疾風怒涛の一時代。その華々しい小説雑誌の時代を往年の名編集長が自らの編集者体験を通して語った、悲喜こもごもの文壇回想録。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ワッツ

5
まさに泡沫。中間小説の作家と編集者についての随筆。中間小説という言葉自体、もうほとんど聞かれないが、それを書いていた作家など、ほぼ忘れ去られてしまっているし、ほぼ死んでいる。それでも残ってるのは司馬、清張、池波、野坂、ギリギリ吉行くらいか。当時一世を風靡した作家、例えば源氏鶏太など今ではもう忘れ去られすぎて哀愁が漂ってきた。忘れ去られたけど面白そうなので、いつか読んでみたい物が沢山あった。2012/03/29

いわたん

0
作家と作品への著者の愛情が伝わってくる。良い編集者だったのだろうなと思うが、最後では文学全集の編集が原因と思われる自殺を遂げた編集者の話も書かれており文壇の息苦しさのようなものも感じられる。たまたま吉村昭の「文学漂流」に続いて読んだが、同書を「編集者必読」として挙げていた。作品の評価が人により全く違う事があることを心得るためのようだ。 著者の文章も良いが、池波正太郎の梅安シリーズに出てくる「彦次郎」が著者の名前からとられたのを知って何やら得した気分。2012/07/23

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