徳間文庫 花に三春の約あり（電子復刻版）

著者名：西村寿行【著】

徳間書店（2018/01発売）

• ISBN：9784195881514

内容説明

明鏡流杖術の名手・逢魔紀魅は、死の床にある母・麻紀子から父の消息を知らされた。暗殺船〈レグルス号〉――東西両陣営に最も危険視されたクルーザー武装団のキャプテン・アキバが父だというのだ。同じ頃、暗殺船は某国政権転覆を請け負い、インド洋上にあった。そのアキバに、紀魅失踪の報がもたらされた……。血染めの海岸に凌辱の嵐ふくハードロマン巨篇。名作「峠に棲む鬼」続篇。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[eihuji]

10/7読了。 35年物積本、と思いながら手に取り読み終えたら、 巻末に〈西村寿行著作リスト〉なる頁があって、 1986年時点での作品発表点数115だった。 そのうち64の作品名に赤ペンで○印が付いている。 たぶん既読の印。 二十歳頃の僕が付けたに相違ないがまったく記憶にない。 本作品名にも印があって、つまり、まあ、再読だった。 峠に棲む鬼（上・下）のヒロイン逢魔麻紀子の娘・逢魔紀魅が明鏡流杖術 を駆使し躍動。最強なのにすぐ囚われる運命も一緒。

2022/12/27

[ドイマン]

前作の峠に住む鬼に比べたらあまりヒロインが活躍してない感じかなぁ続編に期待！！

2016/05/05

[すす]

シリーズ物。前作は読んだけど記憶に無く、本書を読んだけど特に支障は無かった。 ジュコー先生は文中に多頻度でこれまでの経緯を散りばめてくれるので助かる。 今回も期待通りかなーりハチャメチャな話。国家の転覆、そして建国。武術の達人たち、シバの女王… 当然エロティックシーンも多数登場。しかも美女ばかり。ふ〜む、、、良いね。 シリーズ3作目もあるらしいので読む事にします。

2024/01/17