光文社文庫<br> ザ・ブラックカンパニー

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光文社文庫
ザ・ブラックカンパニー

  • 著者名:江上剛
  • 価格 ¥770(本体¥700)
  • 光文社(2018/01発売)
  • 3月の締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~3/31)
  • ポイント 210pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784334775742

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内容説明

水野剛太は、フェラーリを乗り回す社長にスカウトされヤンキーバーガーに就職。無職から、いきなり正社員となり、夢を描くが……。店長に抜擢された剛太に課せられる、長時間労働、アルバイト人件費の肩代わり、キャンペーン商品のノルマ。さらに、ハンバーガーへの異物混入問題が発生! 前任店長が過労死したほどの過酷な職場に、剛太は懸命に立ち向かう!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

相田うえお

136
★★★★☆18011 ロックバンドでひと旗あげて、お袋に楽をさせてやろうと思うものの、実際はニート。そんな主人公の男がハンバーガーチェーンで正社員として採用される事に。。と始まる話です。これを読むと若干ハンバーガーについて興味が出てきます。バンズの下側をヒール、上をクラウンというなんて知らなかった〜。(知ってる人も多いのかもしれませんが。。)本作品はこちらまで疲れてきそうな内容なのですが、主人公のガッツさやラッキーさにつられて、いつのまにかページが進んでいるんです。記憶に留まりそうな作品で面白かった!2018/02/04

mr.lupin

47
水野剛太は、フェラーリを乗り回す社長にスカウトされてヤンキーバーガーに就職をした。いつかは社長のように金持ちになってフェラーリを乗り回せるようにと奮起する。やがて店長に抜擢されるが、長時間労働やノルマなどの超過酷な職場だった。前半はハンバーガーチェーンの裏側を垣間見る感じだった。しかし、きっと世の中にはこれに近い様な「ブラックカンパニー」もあるんだろうな。読みやすくて楽しめた一冊だった。 ⭐⭐⭐⭐⭐2022/06/12

PEN-F

34
低賃金、長時間労働、典型的なブラックで働く社員はまさに「同情するなら金をくれ」状態。対して企業側は「上場するから金をくれ」。企業は上場すれば買収のリスクに晒されます。外資の投資ファンドにほぼ乗っ取られたハンバーガーチェーンが利益至上主義の株主の意向に沿ってブラック企業化していく様が描かれています。2023/07/23

スミレ

21
ドラマ化がきっかけで読みました。 ハンバーガーチェーン店の雇われ店長奮闘記。 固定残業制や、過度なノルマなど、ブラック具合が半端ない。 店長の前向きさに好感がもて、読後感は良かったです。 ラスト数行ではジーンときてしまいました。 ドラマを見るのが楽しみです。2018/10/05

007

10
割と面白かった。かなり深刻なブラックぶりだがコメディタッチで描かれてるので重たくは感じない。未来がある会社になればいいですね。2019/11/05

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