朝日新書<br> 弁護士の格差

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紙書籍版価格 ¥792
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朝日新書
弁護士の格差

  • ISBN:9784022737489

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内容説明

依頼金の「持ち逃げ」や「事件放置」、先方と勝手に「和解」──こんなセンセイに頼んではいけない! 弁護士の数が増えすぎて質が低下した法曹界の実情を、複数の実名弁護士が豊富な事例で証言。身を守る対策から弁護士の選び方、アディーレ事件の本質まで詳述。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

えちぜんや よーた

84
新聞の特集記事みたいだった。「新司法制度・旧司法制度出身の弁護士先生のどちらが良いか」→「人による」。「専門性を広告で打ち出した先生の方が良いか。それとも職人気質な先生の方が良いか」→「各先生のポリシーによる」。一般人が読んだら「へ〜」と驚くような事実も多いが、かといって色眼鏡をかけ偏向して法曹界をレポートしているような作りにはなっていないと思う。トラブルに巻き込まれて、弁護士先生に事件の収集を依頼する事態になったら、自分の足と頭を使って調べてくださいということを遠回しに言っているような気がする。2018/02/16

佐島楓

54
新旧ふたつの司法試験の長所・短所がわかった。改悪だけではない視点というのは私のなかになかった。ただ、弁護士を量産することによる仕事の取り合いは先へ行けば行くほど深刻になるだろう。2018/01/12

Kentaro

18
1999年以降、司法制度改革が進んでいく。法曹養成制度改革として、法科大学院の設立と新司法試験制度の確立で、弁護士人口は、1997年の1万5,866人から2016年には3万7,680人と約2.3倍に増えた。 弁護士人口の増加と広告の解禁、報酬の自由化が弁護士の報酬の格差を作り、人気商売としてのサービス化で威厳をも失いつつある。 今や新人弁護士は年収が400万円程度のものから、5,000万円の超人気弁護士まで格差は開く一方だ。 なぜ弁護士の質が下がったと言われるか、収入の格差があるの化などを細かく解説する。2019/02/05

C-biscuit

18
図書館で借りる。帯にもあるように弁護士の所得が低くなってきているようである。もともとどれくらいもらっているのか興味のあるところであるが、600万円だったのが、400万円くらいなので、そもそも平均するとそう高給取りでもない気がする。本にもあったが、それだけ効率の悪い仕事のようでもある。一部のテレビ番組で有名な先生やボス弁とい言われるような人は桁違いの収入なのであろうが、一般の弁護士は非常に厳しい環境である。そして、司法試験が変更されて以降、毎年1500人の弁護士が誕生しているようであり、これからも厳しい。2018/03/20

morinokazedayori

15
★★★★司法制度改革に伴い、弁護士の在り方も変わってきている。テンポのよい小気味よい語り口で、弁護士業界の実情にぐいぐいと迫って行く。業務形態による弁護士の特性、旧司組と新司組の違いなど、法曹界とは縁遠い一般市民には分かりづらいことが明解に語られていて、興味深い。2020/09/12

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