文春新書<br> ガンダムと日本人

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文春新書
ガンダムと日本人

  • 著者名:多根清史
  • 価格 ¥815(本体¥741)
  • 文藝春秋(2018/01発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784166607846

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内容説明

われわれは何故このロボットの虜になったのか?

“夢”を次々と“現実”へと変えていった小さな国が30年前に見た、今なお手の届かないとてつもない空想にして万感の思いが込められた産物。戦後日本の歩みが『機動戦士ガンダム』という一点に収束した過程を追っていくことで、この国の過去と未来への扉を開く。

目次
第1章 ジオン公国と大東亜共栄圏
第2章 「ザク=零戦」「ガンダム=戦艦大和」か?
第3章 スペースコロニーと宇宙への夢
第4章 二人のシャア――富野由悠季と小沢一郎

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

海月

81
図書館本。素直に難しい。 ガンダムが好きでこの書籍を気にはしてたけど意を決して読んでみたら題名とだいぶかけ離れてる印象。日本人というよりも世界情勢とガンダム的な感じだろうか?あと話が壮大すぎて宇宙系や政治系の話は自分にはさっぱりでした。 なので収穫といえば戦争と宇宙のつながりを知れたことか? あとやっぱりガンダムという作品もいろんな奇跡が重なったことによって作られてアニメ作品だということ。 んーしかし硬い話だった感が否めない(笑)2021/06/21

まつじん

22
こじつけ過ぎです。でもなぁスペースコロニーが実現しそうにないのはちょっと悲しくなりました。せめて軌道エレベーターは何とかならんかね?2013/11/26

マーム

16
シャー・アズナブル=小沢一郎という著者の分析には、素直に頷けませんでした。ファースト・ガンダム世代からすると、まったく考えても見なかった対比を著者は試みています。心情的には大いなる違和感を覚えますが、両者とも旧来のシステムの破壊者であるいう点において共通していると言われると、なるほどそうかも知れないなと思えてきてしまうので困ったものです。でも、よりによって小沢一郎はないよなぁ。2010/12/05

なお

15
図書館本。小学生の頃ガンダムに夢中だったけど、内容をあまり理解していなかった事に気がついた。シャアは宇宙人と思っていたし、連合軍は正義の味方だと思っていた。戦争はどれでも1つの局面から見てはいけないと改めて思わされた本。2016/05/29

佐島楓

14
富野ガンダムを良く知らない人だと楽しめないだろう本。ファーストガンダム以前の富野作品あたりの話が一番良かったかな。暴論気味のところが散見されるが、ガンダムも結構乱暴な論理の作品だったような・・・。またそこがいいのだけれど。2011/09/06

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