内容説明
子育てほど愉しい冒険はこの世にない! 人口知能や脳科学の専門家として、生き方の指南書が好評を呼んでいる著者による「脳科学による育児本」。 妊娠した時から子離れする時まで、あらゆる段階の母親に役立ち、これまでの一般的な「育児の常識」を最新の脳科学と自身の実体験でくつがえす一冊。 脳科学で育児の「戦略」を立てよう!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
30
黒川さんの「「しあわせ脳」に育てよう」を初めて読んだ時に、まだ子供が授かってもいなかったのに(こんな風に子供を育てたい)と思った。この本では、あの息子さんに再会できるばかりでなく、成人し夫となった彼が登場する。そして、どこまでも母への視点がやさしい。子供を持てなかった女性への言葉は、自分もそうなる可能性があったのでしんみりした。世は高齢出産、母乳、予防接種、様々な内容で母親を脅かすが、なんにでも長所短所がある。どんな人生でも楽しんだもの勝ちだな、と思える本です。楽しかった。2019/04/03
miho
11
【2023-096】【図】『妻のトリセツ』などでお名前は存じ上げていた黒川伊保子氏。著書を読むのは初めて。人工知能のエンジニアだそう。終始息子さんの自慢&惚気がすごい。でも、結局は我が子と比べて僻んでるだけかも。笑(息子さんは子どもの頃は成績優秀というわけではなかったとあるが、会話の端々から地頭の良さが垣間見られる)我が家の子どもたちはまさに子ども脳から大人脳への移行期間。だいぶ手遅れな気もしますが、諦めずにできることをしていこう。これから母になる方や小さなお子さんをもつ方たちに読んでみてもらいたい。2023/12/05
とりぴよ
10
最初の方は研究者としての立場からと母としての実感(科学的根拠薄?)とごっちゃになってるような気が。あまりに立派な息子さんで、自慢?と感じてしまったり。とかなんとか言って中盤からすっごくのめり込んで読みました。子育ては「親の思い込み」でいい。リスクゼロの子育てはない。脳は何かの才能を得ると一方で何かの可能性を失う。早期英才教育をすれば、アインシュタインやスティーブ・ジョブズのような放って置かれた脳タイプの天才にはなれない。脳科学の知識があると、こんな風に楽しみながら余裕で子育てできるんだなぁ。羨ましいかも。2018/09/24
mame
6
おもしかった。おおらかな子育てでいいんだなと(広)2023/12/27
しらたま
6
息子の1歳健診で「卒乳はまだです」と言った私を、小児科医が犯罪者を見るような目で見た。と言う始まりの話でがっちり本書に引きずりこまれました。育児ってわからないことばかりだからこそ本や周りの意見に振り回されがちになるが、脳科学的根拠で自分が思ったように息子を育て上げ、尚且つその息子さんが素敵すぎるからすごい!何より息子さんの愛と世のお母さんに対する優しさが溢れていてとてもほわっと暖かい気持ちにさせてもらいました。所々参考にしつつ、私も私なりの子育てしていこう、と思わせてもらいました。定期的に読み返したい。2021/01/25
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