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内容説明
シリーズ累計6万部超発行『山溪名前図鑑 野草の名前 和名の由来と見分け方』がお手頃で持ち運び便利な文庫版に! 由来とセットで野草の名前が簡単に覚えられる! 見分け方もわかる!
「春」に見られる野草の名前の由来と見分け方を分かりやすい解説とイラスト、写真でご紹介!
植物の名前には耳慣れない言葉が含まれていることが多く、初めて耳にする人には呪文のように聞こえてしまいます。耳慣れない言葉のため、なかなか名前を覚えることができないと困惑している方もいらっしゃるのではないでしょうか。
本書では、植物がどうしてこの名前が付けられたのか、名付けられた当時の生活文化なども踏まえ、イラストや写真を交えて分かりやすく解説しています。なぜこの名前がつけられたのかを理解できるため、植物の名前を楽しく容易に覚えることができます。また、名前の由来がわかると、その草により親しみが湧いてきて、街歩きや野山散策がいっそう楽しくなります。
本書で紹介するのは「春」に花を咲かせる野草。名前の由来のほかに、よく似た植物との見分け方も紹介しています。野草の名前を覚えたい人、植物の背後にある文化を知りたい人、観察会や野山で人に植物を教えることのある人にお勧めの一冊です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
チャーリブ
38
全3冊で「秋冬」編だけ既読。副題にあるように「和名の由来と見分け方」を解説しているコンパクトな本です。たとえば、オオイヌノフグリは、犬のふぐり(陰嚢)から来ているのは有名ですね。興味深いのは、ヒトリシズカ。花は単独ではなく群生ですし、かなり地味。静御前のイメージからほど遠いのですが、著者の考えでは、亡霊の静が義経主従の亡霊たちを引き連れていると見ます。フタリシズカの由来は能の「二人静」で、菜摘女に取り憑いた静の亡霊ということですからツジツマが合いますね。相手と親しくなるには名前を知ることから💁○2023/03/04
ブブジ
2
いつの間にか季節は初夏になってしまいました。きれいな写真とイラストで、似たような草花の違いを明らかにしつつ、春の野草の名前の由来を筆者自身の考えもあわせて教えてくれます。あやめの見分け方がようやくわかりました。2018/05/29
きぶんてんかん
1
野草の和名の語源、類似種の見分け方。特にタンポポ詳しい。シロツメクサ、オニタビラコ、カタバミ、チガヤ、ノゲシ、ハハコグサ、ハルジオン、ヘビイチゴ、マツバウンラン2019/06/16
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