天皇と太平洋戦争 - 開戦の真相から終戦の決意まで

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天皇と太平洋戦争 - 開戦の真相から終戦の決意まで

  • 著者名:土門周平
  • 価格 ¥699(本体¥636)
  • PHP研究所(2018/01発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784569579368

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内容説明

最近、天皇に関する書籍が各社から刊行されており、ちょっとした天皇ブームの感さえある。平成も15年目を迎え、太平洋戦争終結からは58年。天皇制、とくに昭和天皇について客観的かつ冷静に研究成果を著せる時期がきたということだろうか。本書もその流れのなかにある一冊といってよい。太平洋戦争の最高意志決定機関である大本営政府連絡会議を中心に、太平洋戦争の主要な決断20について、昭和天皇がどのようにかかわり、どのような事情によって国策としての決断が行われ実施されたのか。「聖戦」の実相を昭和天皇の言動をとおして解き明かそうというのが、本書の狙いである。その意味で本書は、まさに「戦う天皇」の姿を浮かび上がらせた、一級のノンフィクションであり、研究書である。戦史研究者、天皇制研究者はもちろん、「あの戦争」を考えるうえで、現代の多くの日本人に手にしてもらいたい作品である。『戦う天皇』を文庫化に際し改題した。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

連雀

1
政戦略から見た太平洋戦争ですね。「天皇と~」となっていますが、数ある国家の「意思決定機関」の一つとして「天皇陛下」を扱っている印象です。なかなか面白く読めました。2015/05/19

結城あすか

1
重要な局面における天皇の発言から見られる態度の変化を明らかにするとか言っても、ここで書かれているのは戦局に際しての天皇の発言の履歴に過ぎず、だからどうだという著者の考えなり結論というものは触れられず、研究者向きではあっても一般向けの読み物とはなっていないにょ。2003/07/16

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