内容説明
ドバイ・国連・アンゴラ・セネガル・ロシア・中国など、文字通り世界中を股にかけて活躍する法律家が、過去20年の間に経験した、あり得ない話が満載の実話集。権力者およびその取り巻きの肥大した虚像が剥がされ、〈一流〉を自認するビジネス・エリートのペテン師ぶりがあらわになる、爆笑ノンフィクション。激しい競争や闘争の中、まともな感覚を保つとはいったいどういうことかを知るためにも最適な、異色の国際ビジネス入門。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
渓流
2
タイトルは素晴らしき誤訳、でもセンスある題名。 世界を股にかける商売は、ぺテン師ほら吹きとの格闘をしてやっと玉にたどり着ける。いかさま師との交渉を楽しめないビジネスマンはことを成し遂げられない、これが言外に読み取った知識。2018/02/12
がんこおやじ
0
多分、国際的に公的な仕事に関わってきた法律の専門家による実体験の奇妙なエピソードをまとめた本。10個ぐらいのエピソードが書かれているが、アフリカの市場実態を書いたものと中国のとんでもないビジネスマンの話は面白かった。あとの話は、変な奴に裏切られた話や政治家のおめでたい話が多くて、面白くは読めるがそれだけとも言える。本が千円ぐらいなら買っても良いと思う。2020/04/11
Masayuki Shimura
0
【伏魔殿でお茶を】著者の失敗話で幕を開けるのですが,本書の白眉は中盤のロシア部分。政治とビジネスが絡み合いながら取り返しのつかない事態が展開していく様は非常にスリリングでした。教科書的には絶対に学べない「政治経済学」を知ることができる点で非常に魅力溢れる一冊です。2018/05/02
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