内容説明
アジア危機、世界金融危機、ユーロ危機などグローバルな金融危機の連鎖を、戦後金融システム=ニューディール期金融規制体系の解体、規制緩和、新自由主義の帰結として把握する。
目次
第1章 ブレトンウッズ体制とユーロカレンシー市場
第2章 ユーロ・セキュリタイゼーションと国際銀行業
第3章 日本のベンチャーキャピタルと対アジア投資
第4章 アジア通貨・金融危機―金融グローバル化の代償
第5章 世界金融危機―シャドーバンキング・証券化・ドル不足
第6章 複合危機としてのユーロ危機
著者等紹介
入江恭平[イリエキョウヘイ]
中京大学経営学部教授。1949年福岡県生まれ。山口大学経済学部卒業。大阪市立大学大学院経営学研究科博士課程単位取得中退。(財)日本証券経済研究所主任研究員を経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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