ポプラ文庫ピュアフル<br> 調香師レオナール・ヴェイユの優雅な日常

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ポプラ文庫ピュアフル
調香師レオナール・ヴェイユの優雅な日常

  • ISBN:9784591156636

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内容説明

天才調香師レオナール・ヴェイユは、若くして世界的大ヒットとなる香水を開発した一流調香師。 独特の感覚を持ち、誰にも作れない斬新な香水を生み出してきた。 世界的なヒットを飛ばしたあと、依頼者のためだけの香りを生み出すプライベート調香師となった謎多き彼になぜか気に入られた月見里瑞希はレオナールのアシスタントのような存在となり……。 優雅で気ままなレオナールと一生懸命な瑞希のコンビが愛おしい、優美な物語。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アン

57
シリーズ② 瑞希の知人だという男性からの依頼が届いたが何故か気乗りしない感じのレオ。瑞希の休暇と合わせるようにレオも休暇を日本で過ごし、その間に依頼の件も進めていくので旅行を楽しむレオの様子が沢山ありました。本当に楽しそうに食事をし、甘味に夢中なレオが子供みたいで可愛い。今回は素のレオが沢山堪能できた。彼を取り巻く人間の殆どは素敵な人たち。彼らと過ごす時間がほっとできる幸せな空間なのだけれど、唯一頭を悩ませる存在の女優が怖い。彼女の思考が理解できないが、今後レオと彼女の対決が始まるのかな。次作も楽しみ。2017/11/24

本夜見

21
何だろう……面白くない訳じゃないんだよ。謎を追って 解き明かしてゆく過程が退屈な感じ。あ~もう、そんな描写は要らんから はよ先に進まんかい‼と思ってしまって 途中斜め読み……って事は面白くないってコトか?主人公二人にあまり共感出来ず、思い入れが無かったせいか。なんか二人とも別世界の人みたいでねぇ。アカンわ。2019/10/17

ベル

14
「認知症が発症した?祖父を、香りの力で以前のような状態に戻して欲しい」というレオへの依頼。依頼主が瑞希の知人であることを利用したのがレオの気に障ったのか、イジワルなレオ!結局は藤吾に掛けられた言葉に動かされ、香りをつくるのだけど。今回のレオは食い意地と自由度さが増していて、子供みたいです。ずっと食べてるwアシスタントの瑞希は忙しそう。移動も鎌倉奈良京都長野埼玉て国内だけでも大変。レオの交友関係、あの女優のことも少しずつ明らかになり、続きが楽しみ! 藤吾さんの記憶に寄り添うレオの作った香りを味わってみたい。2017/10/31

まるちゃん

13
今回はレオが子供みたいでホッとしました。面白かったし続きが楽しみですが、大事な舞台は奈良なのに帯に京都へと書いてあるのが気に入りませんでした。京都へ行くしお香とのコラボはあるけど…2017/11/09

11
とても素敵な本でした。世界に一つの自分だけの香りを創ってくれる、甜菜調香師。 花、木、海…そして風と人の想いまで、香りで表現する…素敵でした。 自分ならどんな想いを香りにしたいかなぁ〜と考えがら読みました。

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