俺たちの「戦力外通告」

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俺たちの「戦力外通告」

  • 著者名:高森勇旗【著】
  • 価格 ¥1,430(本体¥1,300)
  • ウェッジ(2017/12発売)
  • ポイント 13pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784863101944

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内容説明

「戦力外通告」――。プロ野球という華やかな世界に入った天才たちに訪れる、残酷な瞬間です。
著者は、横浜ベイスターズで活躍しながらも、宣告を受けてプロ野球界を去った経験を持つ高森勇旗さん。本書は、高森さんと同じように戦力外通告を受けて第二の人生を歩み始めた、25人のプロ野球選手へのインタビューです。インタビューした元選手には、コーチという立場で現役以上の結果を出している人もいれば、野球をスッパリとあきらめて公認会計士や高校教師になった人もいます。彼らはプロ野球で戦った経験があるから、違うステージでも力を発揮できるのです。
「戦力外通告」はどんな世界にも存在するシビアな現実です。しかしそれゆえ、本書で語られる元選手たちの吐露は、多くの読者の心を打つことでしょう。

   目次

第1章 「戦力外通告」

第2章  インタビュー25人の「戦力外通告」
松家卓弘/井川 慶/奥村武博/山崎武司/石井琢朗/川上憲伸/中村紀洋/渡辺俊介/岩村明憲/屋鋪 要/G・G・佐藤/マック鈴木/鉄平/小早川毅彦/門倉 健/佐野慈紀/関屋智義/田中一徳/瀬間仲ノルベルト/小林敦司/南牟礼豊藏/真木将樹/生山裕人/竹下浩二/佐伯貴弘

あとがき

<著者プロフィール>
高森勇旗(たかもり・ゆうき)1988年生まれ。富山県高岡市出身。中京高校から2006年横浜ベイスターズに高校生ドラフト4位で入団。田中将大、坂本勇人、梶谷隆幸らと同学年。12年戦力外通告を受けて引退。ライター、アナリスト、マネジメントコーチなど引退後の仕事は多岐にわたる。

※この電子書籍は株式会社ウェッジが刊行した『俺たちの「戦力外通告」』(2017年12月20日 第1刷)に基づいて制作されました。
※この電子書籍の全部または一部を無断で複製、転載、改竄、公衆送信すること、および有償無償にかかわらず、本データを第三者に譲渡することを禁じます。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

金吾

40
戦力外通告という言葉は残忍な部分はありますが、チームスポーツである野球では毎年必ずあるものであり、致し方ないのだろうなと感じました。みな吹っ切れているみたいですがそこに至るまでの苦悩は凄かったとだろうと思いました。佐伯選手、田代監督の話が良かったです。2023/07/17

あやっぴ

31
ある日突然球団関係者から電話が来て事務所に呼ばれる…いつかテレビで見たことある『戦力外通告』。この本には26人のそれぞれが描かれている。私が驚いたのは2軍である程度成績を残しててもそうなってしまうことがあるということ。なんて厳しい世界なんだろう。引退後「まだまだ野球をやりたい」と思う中での新しい職探し…その葛藤は大変なものだと知った。2018/03/10

けいこ

26
毎年この時期のニュースに心痛めると同時に次のステージでも頑張って貰いたいと強く思う。 岩村さん、屋敷さん、小早川さん等、懐かしい名前からあまり存じ上げない元選手まで。戦力外を宣告される日とその後をインタビューし纏めたもの。一握りの人しか立てない舞台で輝かしい光を浴びた後の挫折、プロとしてのプライド、葛藤、苦悩。今はどうしているんだろうとwikiで検索しながら読んだ。野球に携わる仕事をする人も全く別の道に進む人も、みな心の底から野球が好きなのが伝わってきた。2023/11/26

ドリル

24
著者の高森勇旗と言う人が元プロ野球選手だったと知る人はよほどの野球ファンだと思う。以前、戸田にファームの試合を観に行った(わざわざ大阪から笑)時、河川敷に熱烈なファンか旗を掲げていたのを思い出す。また、仙台で行われたトライアウト(こちらもわざわざ大阪から)でも、一番声援を浴びてたのが高森勇旗やった。そんな印象しか持たれていない元プロ野球選手が書いた25人の元プロ野球選手達の話。雑誌の連載なので、簡潔にまとめられてて読みやすい。元プロ野球選手のセカンドキャリアでの頑張りに今後も期待したい。(★★★)2018/02/09

しぇん

22
KindleUnlimitedで。プロ野球という特殊な世界で戦力外通告に焦点を当てた本作。取り扱い選手が多いので、一人一人が短いのが少し不満でした。有名選手も多かったです。エピソード的にはケーキの修行に10年、潜在開発など色んな生き方があるなと改めて感心しました。2023/04/26

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