内容説明
これからのビールはドイツビールだと人びとに信じさせる強力なオピニオンが流布されたのではないだろうか。そして、このオピニオン・リーダーがドイツ帰りの皇族、貴族、高官、学者、それに留学生たちであったと仮説を立ててみました。とくにその中核となったのが、鴎外をはじめとする留学生たちだったと考えたのです。(本文より)
横浜の外国人居留地に輸入された英国産エールに始まり、留学エリートたちによってドイツびいきへ、そして国産の開始――日本人はどのようにビールを受け入れ、発展させてきたか。鴎外『独逸日記』に見る当時のオクトーバーフェスト、乃木希典の一気飲みのルーツなど、エピソードを交え、長く生産・開発に専従してきた著者が語る日本ビール事始め。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひゃく
2
1/22~ 正直あまり面白くなかった。 ので、読むのに少し手間取った。 ただ、エールビールとラガービールの相違が分かったのは、ひとつ勉強になった。 夏目漱石のエピソードが興味深く、鴎外の『舞姫』を読んでみたくなったのも良かった点かな。 当時、日本の産業や文化がプロシア(ドイツ)流に舵を切っていく様も良く分かった。 こんな風に書けるって、意外と面白く読めてたのかも。 サブタイトルに「森鴎外…」とありますが、漱石やら乃木希典などなど歴史上の有名人が多々出ているので、鴎外のみをピックアップしている訳ではない。2018/02/02
かくかす
1
情報量が多く読むのに時間がかかる。教科書的な本。2020/11/27
macky
1
☆☆2017/12/09
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