内容説明
ロールプレイングゲームやアドベンチャーゲームなどシナリオが重視されるゲームで、魅力的な物語を書くためのノウハウを体系立ててやさしく解説。いますぐ使える考え方が満載。改訂では実例をいまどきにしつつ、コラムも増量してブラッシュアップ。
ゲームシナリオライターを目指す方やひと味違うシナリオを書きたい方におすすめの一冊!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
neimu
23
ゲームシナリオと聞くと年配の(自分もそうだが)人間からすると軽く思えてしまうのだが、物語の書き方となると重々しく感じるから可笑しい。それはともかく、キャラクター、構成。テキストの秘策となると、テーマ・キャラクター・世界観は物書きの基本。こんな風に若手に教えるんだなあと、「教本」として読むと、とても面白い読み物だと感じだ。ゲームには様々な筋書きが想定される。けれども、目標はシナリオの目指すところにプレイヤーを導けるか。つまり読者をどう引っ張りたいかだから、モノづくりの基本として読むと、何だか新鮮。2018/07/07
千代
1
積読消化。ゲームシナリオのためではなく、物語作りの参考にと購入。RPG好きなのですんなり入れてよかった。キャラクター作りや構成について参考になった。これで思い通りの話が書けたらいうことないけど、現実は厳しい。2021/07/12
猫音
1
ゲームにおけるシナリオ……物語の位置づけとはいかなるもので、それをゲームシステムと絡めることの重要性やコツとは何か、を教われる本。主にキャラクター造形の部分に力が入っており、魅力的なキャラクターの生み出し方とシナリオへの生かし方が解りやすくまとめてある。その他ゲームシナリオに関するいろはを一通り網羅しており、ゲームのシナリオとはどんなものか、どう生み出すのか、といったゲームシナリオ制作初心者の疑問解消への足がかりとなる一冊。2019/06/14
エリオちゃん
0
色々ためになったけど、作者のプロフィールで立命館出身っていうのが1番の衝撃だった。2017/12/25
阿倉岬
0
第一版の加筆修正版という立ち位置だが、両方読んだ限りで変化が見られたのは、引用元の作品が変わったぐらいと感じた。(例:ロードオブザリングのモルドール→ハリーポッターのヴォルデモート 等)。一版をすでに持っているのであれば買い替える必要はないように感じた。2024/05/30