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内容説明
江戸、東京には、怪談や怪奇小説の舞台が随所にある。芥川龍之介、永井荷風、岡本綺堂、三遊亭円朝から宮部みゆきまで、怖ろしくも興趣尽きない、古今の名作怪談にゆかりの場所と不思議な伝承を案内する。
※本作品は紙版の書籍から口絵または挿絵の一部が未収録となっています。あらかじめご了承ください。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
poke
4
三遊亭円朝、泉鏡花、岡本綺堂等の怪談、怪奇小説の舞台になった場所を巡る江戸東京案内。宮部みゆきまで入っているのが面白い。墨田区や江東区と、ある程度場所が固まっているので一度行ってみようかな。妖怪と人間が折り合いをつけて共存する江戸。何か大切なものを感じます。2014/06/21
紅独歩
2
なにやら後付け臭いB級グルメのような「パワースポット」とやらを巡らなくても、自分の住む土地にも様々なドラマがあり、それに伴う想いが残っている。この本で紹介しているのは「江戸・東京」だけれども、“歩き方”さえわかれば、毎日の散歩に新しい愉しみが生まれるに違いない。一読後、自分の住む土地を歩いてみる事をお勧めする。2012/09/20
深水
2
円朝や泉鏡花など有名どころの怪談にまつわる作品の舞台を歩くというもの。東京の地理が分かったなら2倍も3倍も面白かっただろうけど、あいにくわからなかったのでその面白さは味わえなかった、残念。読み物としての面白さもそこそこ。ただ、レポートなど書く際の手始めにテンションを上げるぐらいのものとしては使えるかも。2012/06/24
Norihiko Shr
1
実際に歩いて見た場所もいくつか。隅田川深川界隈をあるくのは楽しい。 http://blogs.yahoo.co.jp/puzz_l_riddle/54021728.html2013/12/26
katta
1
☆☆☆ 怪談の怪や「幽」の編集長にして幻想文学の評論家、東雅夫の江戸怪談話の舞台めぐり。泉鏡花や岡本綺堂、宮部みゆきまでテーマに沿って巡っているのだけど、ちょっと物足りない。この本片手に散歩、っていうのも悪くないか。2009/02/12