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内容説明
1000円以下で食べられる庶民的料理のラーメンが、ミシュランを賑わせる存在になっている。店内のセンスもグッとよくなり、行列のなかに女性や外国人を見かけることも珍しくなくなった。日本に35000店あると言われるラーメン店でも、特に素晴らしい一杯を作る店がいくつかある。そういった店主たちは常軌を逸した努力で他にはない、オリジナルの味をもがき苦しみながら作り上げる。最高峰の作り手たちに「ラーメン官僚」が迫った。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おさむ
33
30代の頃はラーメン店に通い詰めてました笑。この本で取り上げられている数々の名店にも足を運んだので懐かしい。最近はテレビのラーメン番組が減ったなあと感じてましたが、SNS全盛の影響かもしれませんね。オープン前から情報が流通して初日に行列が出来る事もあるんだそうです。ミシュランで星をもらう店も出て、女性客や外国人客も増えているそうな。カロリー過多なのでご無沙汰気味ですが、読んでるうちに久し振りに食べたくなりました。なお、著者は現役官僚ですが、全く役所の話はありません笑。2018/01/08
としP
15
昼夜を問わずラーメンのことを考えている人たちがいることに、驚きと感謝(?)の気持ちが湧いてくる。東京にラーメン巡りに行きたいなぁ。2019/03/20
む~とん♪
11
”ラーメン官僚”と呼ばれる田中さんの本。今回は主にミシュラン一つ星を取るような創作ラーメン系のお店を中心に伝えている1冊です。が、それだけで無く、以前からの古参店や創作ラーメン誕生のきっかけになったと言われる名店も紹介されています。ただ、やはり中心は創作ラーメン系のお店のすごさについて書かれた1冊です。ラーメン好きの方なら一読をお勧めします。2018/01/17
白義
10
ミシュランに星付きでラーメン店が載った、という衝撃をスタートに現在の創作ラーメンの動向を総括するラーメンガイドブック。ミシュラン一つ星店をはじめとして多くの名店へのインタビューも並び、その一つ一つが漫画のキャラみたいに濃いのが驚く。魚介を使えば簡単に美味しくなるのなら魚介になど頼らないと鶏ガラにこだわる飯田商店。自分の想像以上の味が出る素材は不安定だから使わないといい切るミシュラン一つ星店の蔦など、理論とこだわりが交錯していて面白い。白黒写真を載せる意味はあまりなかったと思うが、優れてにぎやかな紹介だった2019/01/22
たか
8
六厘舎など15店舗ほど紹介されていますが食べたことあるのは青葉とくじら軒だけでした.2018/01/31