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内容説明
附属池田小事件、新宿・渋谷セレブ妻夫バラバラ殺人事件、池袋通り魔殺人事件、連続射殺魔・永山則夫事件、帝銀事件――ベストセラー『発達障害』の著者が、昭和・平成の凶悪犯罪の精神鑑定をもとに明らかにする精神医学の限界と忖度。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
fseigojp
23
永山則夫事件と帝銀事件は以前から興味があったので面白かったです この作者のは外れがない2017/12/27
ちくわん
21
2017年12月の本。附属池田小事件、新宿・渋谷セレブ妻夫バラバラ事件、池袋通り魔殺人事件、永山則夫、帝銀事件の平沢貞通氏を取り上げている。サブタイトルの「再考 昭和・平成の凶悪事件」はマッチしているが、タイトルは正しいのか?精神、心とは何か、ソフトウェアでありハードウェアなのか、考えさせられた。2022/03/20
カッパ
18
【◯】精神医学はミステリーである部分もあります。確かなものではないと思います。だからこそ、特に有名な事件に関しては様々な憶測が飛び交うのだと思います。2018/03/25
青龍
9
帝銀事件のように、「犯人か否か」に掛かってくるのはレアであっても、医師の鑑定に基づく「責任能力」の判断は、殺人事件の際、常に取り沙汰されている。事件に対する踏み込みは浅いが、鑑定に対する疑問は興味深かった。気になるのは、人物名等の表記が一定していないこと。こういうの、編集部サイドで担当者が校正しないのか?2018/05/13
あられ
9
みえないから証明しづらい、よって、世論に引きずられる、という文脈、とうけとった。確かに、心神喪失で無罪にされたら、バッシング起こりそう。「医原性」の症状、というものがあることを知った。なかなか興味深い。またこういう本があれば読みたい。2018/01/06